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湊っ子ちゃん！テーマソング♪大好き！Ｍｉｎａｔｏ！！

作詞・作曲 湊っ子ちゃん

（コーラス２）

♪路地のむこうにまっすぐ十字架みえたとき（C G Am D）

　きっと思いだしてね（F G C C）

　ここは文明開化（F G）

　銀座の新聞街を支えた（G Am）

　ハイカラな印刷のまち（F G C Cm）

　佃大橋わたれば５色の虹（F G C Am）

　聖路加のチャペルのメロディきこえる（F Fm G G）

　明日もこのまち好きになれますように（C G Am D）

　湊っ子ちゃんはあるくよ（F G C C）

　今日も元気にあるくよ！（F G C C）

中央区観光協会特派員 湊っ子ちゃんⒸChuo City Tourism Association Correspondent Minato-kko chan 2023

湊は、印刷文化の花開いたまちです。

明治時代、銀座にガス灯が並び、煉瓦街ができると、そこに新聞社が集まりました。明治６年には、平野富二が東京築地活版製造所を興し、ここに活字が誕生しました。

湊には、銀座の新聞社で働く人が多くいました。印刷技術を習得すると、家の一間を使って、ちいさな印刷所を開くようになったのです。

その頃の印刷機は、活版印刷機といって、一文字一文字活字を選び、それを組んだ版を紙に押して印刷する仕組みの印刷機でした。長年の勘がいる職人技です。

おとなりの明石町にある、聖路加国際病院の聖ルカ礼拝堂は、いつの時代もまちのランドマークです。明治元年より、いまの明石町一帯には、築地外国人居留地が置かれたのです。

隣接する湊･入船にも、外国人用の食料品店などがありました。西村勝三がはじめて革靴を作ったのも、チャリ・ヘスがはじめて食パンを焼いたのも、今の入船です。

名もない路地から、聖路加の十字架が見えるまち。文明開化のおもかげを感じられる、そんなまちです。

湊のシンボル佃大橋は、昭和３９年、東京オリンピックの年に架けられました。石川島播磨重工業が手掛けた、地域愛たっぷりの橋です。

橋の完成とともに、江戸情緒の名残りをとどめる佃の渡しは、惜しまれつつもその姿を消しました。佃大橋のたもとには、佃島渡船場跡の石碑が建っています。

湊がだいすき！湊っ子ちゃんは、今日も元気に歩きます！

中央区観光協会特派員 湊っ子ちゃん
第１７６号 令和５年４月６日