【銀座三丁目】生ジェラート専門店「リビスコ銀座店」 by いのちゃん

2023.4.16 15:00

いのちゃん

【銀座三丁目】生ジェラート専門店「リビスコ銀座店」

この春は全国的に平年よりも暖かな陽気が続いているそうです。
外へ出て、まち歩きを楽しんでいらっしゃる方も多いことと思います。
そこで今日は銀座散策のブレークタイムにおすすめのジェラート店をご紹介します。

まずは王子ホールをめざして

お店の名前はリビスコ。軽井沢と銀座にある手づくりジェラートの専門店です。
銀座店は王子ホールの向かい、松屋通りと銀座三原通りが交差する北西の角にあります。

王子ホール

おや、ここはスモークサーモンで有名な王子サーモンではありませんか。

王子サーモン銀座店

王子製紙が創業した王子サーモンについてはこちらのアーカイブをご覧ください。

サーモン専門店〔王子サーモン銀座店〕 by ジミニー☆クリケット氏（2015年8月）

リビスコは王子サーモンの2階にあるので、中に入ってすぐ右手の階段からアクセスします。

ここでスモークサーモンにも興味津々となってしまったみなさんにお伝えしたいことがあります。リビスコ銀座店では、ジェラートのほかに王子サーモンのスモークサーモンやワインなどもご注文いただけます。

スモークサーモン

コーヒー、紅茶、ワインとフィンガーフード。セットでも単品でも注文できるので、組み合わせは自由自在。こんなジェラート屋さん、ほかにあるでしょうか。平日は20時まで営業しているので、仕事帰りに立ち寄ることもできますね。

新鮮なジェラートを新鮮なまま

リビスコでは毎朝、新鮮な牛乳と旬の果物からジェラートを手づくりしています。つくりたてのジェラートがそのまま店頭に並ぶから“生ジェラート”。たまごを使わず、糖分を最小限におさえたリビスコのジェラートはどれもさっぱりとしていて、都会のまん中でひと息ついてリフレッシュしたいときにぴったりです。

窓の外は王子ホール。イートインスペースでほっとひと息。

ジェラートはおよそ10種類（週末は12種類）が毎日すこしずつ入れ替わります。ビーガンに対応したフレーバーが登場することも。当日のラインナップは公式ツイッターで確認できます。

トップ画像のジェラートは「デコポン」と「さくら」のダブルです。熊本県産の「デコポン」は牛乳不使用メニューのひとつで、すっきりとした後味。和菓子を食べているかのような「さくら」はこの時期ならではのニッポンの味。どちらも季節限定のフレーバーです。

たまにはこんなことも

ジェラートはイタリア生まれのアイスクリーム。この日は特典を使ってトリプルにすることができたので、ちょっと淡い色合いではありますが、緑（スペシャルピスタチオ）、白（オブセ牛乳）、赤（いちご）と、イタリア国旗のカラーを意識してみました。

「スペシャルピスタチオ」はプラス100円。クラッシュしたピスタチオの食感と風味が際立つ、文字通りのスペシャルなひと品です。

「オブセ牛乳」は信州で長く親しまれている長野県小布施町のブランド牛乳を使ったリビスコの定番メニュー。さらっとしたくちどけで「牛乳は苦手」という方でもおいしく食べられます。

「いちご」の品種はとちおとめで、いちごらしい甘酸っぱい味が「オブセ牛乳」とも相性抜群です。

プライスタグには「まいにちいちごいつものいちご加藤いちご園」の文字が。栃木県高根沢町にある地元でも人気のいちご園だそうです。たしかに爽やかでおいしかったです。

実はこの「いちご」のジェラートには、うれしくておいしい秘密がありました。

いちご王国から届いたうれしいお知らせ

いちごの生産量日本一を誇る栃木県には、県の魅力や県産いちごに関連する情報を広く発信する役割を担う頼もしい人たちがいます。2023年3月まで知人がその“令和４年度「いちご王国」アンバサダー”を務めていました。いちごをこよなく愛する新井寛子さんです。任期中のインスタグラムにはおいしそうないちごの写真がいっぱい。

いちご王国アンバサダーとして活動するなかで、栃木県のいちご生産者と飲食店との橋渡しをすることもあり、この春に誕生したリビスコ銀座店のとちおとめを使ったジェラートはこうした新井さんの“いちご愛”が実を結んだものでした。

いちご王国アンバサダーの皆様、これからもわれらが中央区においしいご縁を届けてくださいね。

季節にあわせて旬の素材からつくり出されるリビスコのジェラート。いちご王国のとちおとめにお別れを告げたあとは長野県産の「夏いちご」が出番を待っています。これからもリビスコ銀座店でさまざまな産地の旬の味に出会うのが楽しみです。