シモツケ

中央区はとても花の多いところです。銀座日本橋など都会そのものに思える場所なのに。

現在の朝ドラは ”らんまん” 植物学者の牧野富太郎をモデルにしたドラマです。「おまんの名前はなんちゅうがじゃ」と花に問いかけます。「雑草という草は無いき。すべての草や花には名前があるき」と花の名前に興味を示さしてくれる内容です。

数年前に、よく見かけるけれど名前も知らない花に気を引かれました。

今は写真を送ると花の名前が判るアプリが有りますが、当時特に調べようとは思わずにいました。たまたま明石小学校の校舎脇の植込みにあったプレートに眼が行きます。その場所にこの花が咲いていたわけでは無いのですが・・・。以前あって枯れたのかどうかは分かりませんが気になった花の名を偶然知る事が出来ました。

 

 シモツケ

すっとこどっこいが名前を知っている花はひまわりチューリップバラたんぽぽくらいでしょうか。周りを見るといっぺんに沢山咲く花が結構あります。茅場橋の公園などの木が紅白で開くところがあります。小伝馬町江戸通り新川の道路両側にハクモクレンコブシでしょうか白い花の共演です。そして。30年ほど前は公園や小学校にはありましたが嫌われ者の毛虫がうじゃうじゃいました。今は毛虫の姿は見られずの名所マップが作られるほど中央区内にはが見られます。茅場町のトンネルや、新川公園から望む隅田川は絶景です。たった一度だけの経験ですが、9年前永代橋の上から見た、隅田川の流れに乗った花筏が200m以上の長さで流れ、下流に向って行くのに出会い息を飲みました。写真に撮っていないのが悔やまれる、素晴らしい時間でした。すっとこどっこいはツツジサツキの違いも判りませんが、道路の中央分離帯にもよく見かけるこの花は中央区の花です。梅雨時にぴったりなのがアジサイです。昭和通りの両側など道路脇の植込みや聖路加の周りなど本当によく見かけます。写真のアジサイ中央小学校の校舎にそって咲いている青いアジサイです。赤やピンク、白もあります。土の酸性度で変わるようですが青と赤両方の株が咲いているのもありますね。根から吸い上げられる量で色の差があるようです。で大きな株をよく見かける白は別の種類と言われます。最近はガクアジサイも沢山見ます。もともとの原木はガクアジサイで園芸用に球状に咲いたアジサイは手まり咲きと言われているようです。

 シモツケ

この写真の花はに出来たマンション前の植込みに咲いています。マンションの建設中の時に植込みで見かけたのと同じ花です。数メーター置きに同じ花が沢山咲いていて可愛いなと興味を持ちました。そして明石小学校でプレートを見て似てるけど違うかなと思いながら ”シモツケ” とパソコンに入力していろんな種類があると知りました。湊に2つのマンションが出来てからも北側の道の両側に咲き、癒してくれます。

 シモツケ

この写真のシモツケは同じのマンション前の並びに咲いています。アザミのようにトゲで覆われた小さい花の集合体に見えます。葉っぱは他のシモツケと同じように思えます。

 シモツケ

築地カトリック教会前側の植込みです。いくつもの植込みにかなりの量のシモツケが咲いています。反対側の明石小学校前の植込みにもあります。

 シモツケ

入船一丁目にもありますが、へ足を運ぶとオレンジ色と黄色のシモツケをよく見かけます。アジサイと同じように土の成分と関係するのか単に種類が違うのか分かりませんが眼を引く色の組み合わせです。

 シモツケ

やはりですがシモツケと赤いアジサイが隣り合わせで咲いています。鮮やかな構図だと思いました。

 シモツケ

隅田川遊歩道の裏道です。ほとんど人が出入りしないのだとは思いますが道路脇にも堤防沿いにもシモツケが群生しています。

 シモツケ

同じの遊歩道裏の道です。解りづらいと思いますが上の方にもシモツケの花が沢山咲いています。2mはあると思う高さです。草花と言うより木ですね。

 シモツケ

写真を撮って帰ろうとしたら眼の前をアゲハ蝶が横切りやがてシモツケの花に留まって蜜を吸っていました。この花はいいよって言ってるように感じました。