Café minatokkoレシピ集♪湊っ子ちゃんのコーヒーフロート
♪湊っ子ちゃんのコーヒーフロートレシピ
材料
インスタントコーヒー
バニラアイス
チョコペン
ホイップ生クリーム
作り方
①アイスコーヒー用に、インスタントコーヒーを濃いめに作ります。粗熱をとったあと、冷蔵庫に入れ、じゅうぶんに冷やします。
(濃いめに淹れたドリップコーヒーなら、なおけっこうです。)
②グラスにたっぷりの氷をいれ、アイスコーヒーをそそぎます。
③バニラアイスを丸い形にすくい、アイスコーヒーのうえにのせます。
(アイスクリームスクープがあれば便利でしょう。ない場合でも、スプーン等でうまくすくっていただければ大丈夫です)
④アイスのうえに、湊っ子ちゃんの顔をかきます。
⑤湊っ子ちゃんの頭のうえに、おしゃれに生クリームをのせてあげてください。
これで、できあがり!
夏のひととき、ゆっくりコーヒータイムはいかがですか?
♪ちょっとひといきコーヒーTime
明治43年、鎧橋のたもとに、東京ではじめてのカフェー、メイゾン鴻乃巣が開業しました。木下杢太郎、北原白秋、吉井勇、郡虎彦など、若き文士たちがここに集まり、交流を深めました。
その後、銀座にカフェー・プランタン、カフェー・ライオン、カフェー・タイガーと、あいついで開業し、銀座にカフェー文化が花開いたのです。
銀ブラ、とよくいいますね。銀座のまちをぶらぶら歩く、という意味もありますが、じつはもうひとつ、銀座でブラジルコーヒーを飲む、という一種のステイタスを物語ってもいるのです。
ブラジルコーヒーは、明治44年、銀座に開業した、今日でも名高いカフェー・パウリスタのことです。
ところで、東京ではじめてアイスクリーム文化が花開いたのも、銀座なんです。明治7年に銀座六丁目に開業した函館屋が、当時はまだ珍しく、高価だったアイスクリームを、一般の人たちにも売り出したのがはじまりです。
その後、銀座の風月堂や資生堂でも、アイスクリームを出すようになりました。
いまの明石町には、外国人居留地がありましたので、散歩がてら、アイスクリームを食べにくる外国人の姿もあったといいます。
銀座には今も、古き佳き時代の、コーヒーとアイスクリームの甘い香りが漂っています。
♪参考文献「歩いてわかる中央区ものしり百科」中央区観光協会/「中央区区内散歩(四)」中央区企画部広報課 平成10年/「あいすくりいむ物語」社団法人日本アイスクリーム協会 昭和62年
中央区観光協会特派員 湊っ子ちゃん
第202号 令和5年9月11日