rosemary sea

『銀座』はどこまで?
 銀座を一周してみましょう! ⑰
  ~ 千代橋・検査業務開始の地 ~

リモートで、愛する中央区をナビゲートします、rosemary  sea  です。

 

「『銀座』はどこまで? 銀座を一周してみましょう!」シリーズ、第17回です。

今回は「千代橋(せんだいばし)」、「検査業務開始の地」をご紹介します。

また、「東京国税局」、「日本国海図及び海洋調査発祥の地」、「国立がん研究センター 中央病院」、「銀座中学校」につきましても述べさせていただきます。

 

千代橋(せんだいばし)
(画像は冒頭の1枚です。)

新橋演舞場と新ばし金田中を過ぎて左折しますと、千代橋。

関東大震災後の帝都復興事業により改めて架けられた橋です。

なお、「千代橋」の橋名の由来は、西詰に仙台藩主松平陸奥守の上屋敷があったことだそうです。

 

東京国税局

東京国税局 『銀座』はどこまで?
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  ~ 千代橋・検査業務開始の地 ~

ちょっと寄り道です。

千代橋を渡るとそこには東京国税局があります。左の茶色いビルは朝日新聞社。

築地5-3-1です。

東京国税局は東京都、千葉県、神奈川県、山梨県の1都3県を管轄しています。

2015年、平成27年に千代田区大手町よりここに越してきました。

 

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  ~ 千代橋・検査業務開始の地 ~
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  ~ 千代橋・検査業務開始の地 ~

日本国海図及び海洋調査発祥の地

日本国海図及び海洋調査発祥の地 『銀座』はどこまで?
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  ~ 千代橋・検査業務開始の地 ~

「日本国海図及び海洋調査発祥の地」は、東京国税局の庁舎前広場にあります。

 

明治4年、ときの政府は、海運や国防のために船舶が安全に航海するため海の深さや目標物を記した海図の整備が急務であると考え、兵部省海軍部水路局をこの地に創建し、外国人に頼らず独力で海洋調査を行って日本国として初めての海図を作製しました。

以来、この地において先人の偉業を継承して日本の海を調査し、海図の整備を行って近代日本の発展を支えてきました。

近年、これらの業務は海上保安庁海洋情報部に引き継がれ、世界に先駆けた電子表示の海図の刊行や我が国大陸棚を広げるための精密な海洋調査などを実施し、海洋立国の礎を築くとともに国際的な貢献を果たしてきました。

平成23年、築地を離れるにあたり、140年に亘る長い歴史を刻んだこの地を発祥の地として後世に伝えることとしました。

平成23年9月12日

海洋情報部関係者一同

 

中央区観光検定の第10回(2018年)では、次のような設問がありました。

 

『築地五丁目にある東京国税局の庁舎前広場には、この場所に海上保安庁海洋情報部の前身である兵部省海軍部水路局が設置されたことを記念する碑が立てられています。

この碑の名称は「日本国( )及び海洋調査発祥の地」ですが、( )に当てはまる語句は次のうちどれでしょう。』

 

・・・4択の正解は 海図 です。

 

国立がん研究センター 中央病院

国立がん研究センター 中央病院 『銀座』はどこまで?
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  ~ 千代橋・検査業務開始の地 ~

築地をもう少し先に行ってみます。

国立研究開発法人 国立がん研究センター(「国立がんセンター」として1962年開設)、および国立がん研究センター 中央病院(同じく1962年開設・開院)です。築地5-1-1です。

国立がん研究センターは「社会と協働し、全ての国民に最適ながん医療を提供する」を理念とされています。

 

銀座中学校

銀座中学校 『銀座』はどこまで?
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  ~ 千代橋・検査業務開始の地 ~

千代橋を渡り直して銀座に戻ってきました。

区立銀座中学校、銀座8-29-15です。

歌舞伎の尾上松也さん、お笑いの土佐兄弟・弟 有輝さんの母校、そしてロズマリの甥、姪の母校でもあります。

 

検査業務開始の地

検査業務開始の地 『銀座』はどこまで?
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  ~ 千代橋・検査業務開始の地 ~

銀座8-20-26です。

 

検査業務開始の地

明治9年6月17日、この地に工部省電信寮の碍子(がいし)試験所が発足して電信用碍子の電気試験が行われた。

これが我が国における近代的物品購入検査の始まりである。

検査100年を記念して

昭和51年6月

郵政省 ・ 日本電信電話公社

 

ー 近代的な物品購入検査がスタートした場所 ー

ここはかつて工部省電信寮の碍子(がいし)試験所があった場所で、同所が発足した明治9年(1876年)に電子用碍子の電気試験を行ったのが、日本における近代的物品購入検査のはじまりとされている。

現在、跡地には記念碑が建てられている。

~ 歩いてわかる 中央区ものしり百科 より ~

 

中央区観光検定の第11回(2019年)では、以下のような設問がありました。

 

『銀座八丁目には、工部省電信寮の碍子<がいし>試験場の跡地があります。

ここで電子用碍子の電気試験を行ったのが、日本における近代的物品購入検査のはじまりといわれており、跡地には「( )開始の地」が立っています。

( )に当てはまる語句は次のうちどれでしょう。』

 

・・・4択の正解は 検査業務 です。

 

お知らせ

「『銀座』はどこまで? 銀座を一周してみましょう!」シリーズも、次回第18回をもちまして完結となります。

シリーズ最終回は、来月中旬掲載を予定しております。

 

 『銀座』はどこまで?
 銀座を一周してみましょう! ⑰
  ~ 千代橋・検査業務開始の地 ~

「千代橋」は、中央やや右下です。

「検査業務開始の地」は、左上です。

「東京国税局」は千代橋の左、「日本国海図及び海洋調査発祥の地」はその右下の紫色の星印です。

「国立がんセンター 中央病院」は、下やや右ですが、画像はその左やや上のターコイズ色星印で撮影しました。

「銀座中学校」は、中央やや左上です。

 

 『銀座』はどこまで?
 銀座を一周してみましょう! ⑰
  ~ 千代橋・検査業務開始の地 ~

上の銀座全図、右下のターコイズ色のラインを進みました。