銀造

銀座の画廊訪問 ギャラリー新居東京

 春になり画廊も新作を発表、展示されています。

銀座1丁目のギャラリー新居東京では、むろまいこ、谷川夏樹、樋勝朋巳さんの三人の作家さんの作品を展示していました。

 

 むろまいこさんの作品は、とても親近感を覚える絵が多く、この日は次の3点を拝見しました。

「オランジェット」は、描いた絵の一部に金色の紙をちぎって貼り付けたコラージュ・アートの作品です。

木の幹からは、枝に直接花が咲き成長した幹生果である「カカオ」と、オレンジの実が描かれています。

花の蕾を表現するのに、金色の紙をちぎって、新芽のところに貼り付けています。

 

 

 

「赤い森の青い鳥たち」

「赤い森の青い鳥たち」 銀座の画廊訪問 ギャラリー新居東京

 この作品は、絵が土台で、木の枝に留った鳥たちは彫塑(焼き物)で、葉っぱや背景をちぎり絵で飾っています。鳥たちは、木々の枝に留り、休息をし、また唄を歌っているようです。

私たちをメルヘンの世界に誘ってくれます。

「「樹と鳥 Ⅹ」は、 『樹と鳥』という作品の十作目

「「樹と鳥 Ⅹ」は、 『樹と鳥』という作品の十作目
 銀座の画廊訪問 ギャラリー新居東京

この絵は、『樹と鳥」というシリーズ作品の十作目なので、Ⅹという数字が使われています)

美術鑑賞のお勧め

 いつも見ている風景とは違う、具象画、抽象画、コンテンポラリーなどは何を描いているのかなと考えることで

違った神経が刺激されます。

 こういう記事を書くときには、どういう表現だったかなと考えることで、まだ少し残っている脳細胞が刺激される気がします。美しいものを見て、素直に喜べる。 美術鑑賞をお勧めします。

そして、お気に入りを見つけたら、購入することもできます。 どうぞ、銀座の画廊巡りをお楽しみ下さい。

(この記事は、ギャラリー新居東京の新居龍太さまのご了解を得て、掲載をしております)