にぎわいと1号店のあるまち、中央区 現代編
(ハンバーガーチェーン)

以前の連載で、中央区には様々なチェーン展開されているお店の1号店が点在しているというお話をさせていただいたかと思いますが

にぎわいと1号店のあるまち、中央区 前編
にぎわいと1号店のあるまち、中央区 中編
にぎわいと1号店のあるまち、中央区 後編

現在は一体どうなっているのか??
個人的に気になって調べてみました。ハンバーガーチェーンに関して調べてみましたので発表いたします。
※各社の店舗検索などを使って独自に調べました。かなり丁寧に調査しましたが実数との相違があった場合はご容赦ください。


全体的に中央区にはハンバーガーチェーン店は少ないという結果。
まあある程度は予想できた結果です。だって中央区は

①人口自体が23区中22位と比較的少ない区 であると同時に
https://www.tokyo-23city.or.jp/chosa/tokei/joho/setai2024.html

②面積も23区中22位と比較的小さい区 だからです。

また、これは憶測ですが、大学などが少ないことも一因にあるのかも知れません。


銀座エリアを擁する中央区はおかげさまで名誉ある1号店に選ばれる傾向が高いのですが
多店舗展開を行っていく上での出店ターゲットとしては今一つなのかもしれません


では、各ブランドごとに見ていきたいと思います

マクドナルド

マクドナルド にぎわいと1号店のあるまち、中央区 現代編
(ハンバーガーチェーン)

↑マクドナルド人形町店

王者マクドナルドは中央区内に6店舗、という結果でした。

・勝どき駅前
・月島駅前
・人形町
・シティエアターミナル
・銀座2丁目
・銀座インズ

長年この街を見て来た者としては少々さみしい数字。昔はもっとあった気がします。
昔は八重洲地下街、三越前、小伝馬町、聖路加タワー、トリトンスクエアなどにもあったことを回想しますが
ここ10年で大きく数を減らした印象です。
かつての中央区内店舗数は分かりかねますが、結構減ってしまった印象を持ってます

上述の無くなってしまったお店はどれも思い出があります
若いころはあまりお金が無いということもあり、専門学校時代の八重洲地下街のマクドナルドなど本当に数えきれないくらい通ったものです。

なお、独自に筆者が調べたところマクドナルド全体では
2017年3月時点店舗数が2900
2024年7月時点店舗数が2972
ということで、全体でみると大きく店舗数が減っている訳ではないようです。


人口が多い区が店舗数の上位にランクインしております。
まあそうなりますよね、、、

ロッテリア

ロッテリアは髙島屋にあった1号店が無くなり
現在は銀座の数寄屋橋にある銀座クリスタルビル店舗を残すのみ

しかし、創業の地である中央区に店舗を残していただいているのは筆者とても嬉しく感じます。
※中央区の約5倍の面積の足立区でゼロですからね

銀座のロッテリアは立地も良いのですので、これからも近くに用事があるときは立ち寄りたいと思います。

モスバーガー

モスバーガーは中央区内に3店舗、という結果でした。

・西銀座
・銀座ナイン
・月島

でございます。

特筆すべきは板橋区の10店舗

モスバーガー創業の地は東京都板橋区の成増。1972年の創業です。

板橋区はマクドナルドも14店舗擁するなど、人口が多いため店舗が集まりやすい傾向があるのはわかりますが
創業の地に10店舗、23区中3位 というのはちょっと嬉しくなってしまいますね(私だけ??)

なお、モスバーガー1号店は現在も健在です。
中央区観光協会のブログで紹介するのは少々憚られますが、行けるうちに行っておくことをお勧めいたします。


中央区は3店舗ですが、要所である銀座エリアを除くと月島の1店舗のみ
旧日本橋区には1店舗もありません

私モスバーガー大好きなんですよ、モスチキンとか美味しいじゃないですか!
ぜひ日本橋エリアにも出店してもらいたいものです

ケンタッキー・フライド・チキン

ケンタッキー・フライド・チキン にぎわいと1号店のあるまち、中央区 現代編
(ハンバーガーチェーン)

↑ケンタッキー人形町店

最後に見ていくのはケンタッキー・フライド・チキンです
新宿池袋を中心とした東京西側のエリアにやはり多いですね。繁華街に多い傾向有です。

また、ららぽーと や セブンアンドアイ や イオン系の大型ショッピングモールの中に入っているというケースが非常に多く
豊洲などを擁する江東区にも店舗数が多い傾向が見受けられます。

日本橋にもコレド室町などのショッピングモールはあるのですが
方針なのか、どういう理由なのか定かではないのですが、ファーストフード店は入っておりません。

中央区あるのは以下の2店舗でした。
・人形町店
・銀座INZ店





まとめになりますが、
銀座を擁する中央区は1号店では強いのですが、店舗数勝負(?)となると分が悪いですね。
今回紹介したいずれのハンバーガーチェーンも銀座が無ければもっと厳しい状況でした。
・人口が少ない
・面積が少ない
が主因かと思いますが、個人的にはもう少し増えて欲しいところ。

出生率1位の中央区、これから子供たちが増えていく中央区なので、
これから是非各チェーンの店舗数増えて行ってくれるといいですね


子供の頃、自分も親に連れられて近所のマクドナルドに行くのがとても楽しみでした。
そんな楽しみを、今度は自分が自分の娘達に中央区で味わせてあげたいものです。