~「お囃子」「神楽舞」「こども歌舞伎」江戸文化を楽しむ~
【5/2(金)~5/5(月) 鐵砲洲稲荷神社 例大祭】
5/2(金)~5/5(月)の4日間、中央区湊1丁目にある「鐵砲洲稲荷神社」では、御鎮座千百八十五年の「例大祭」が執り行われました。「お囃子」「神楽舞」「こども歌舞伎」など、江戸文化を楽しむことができます。鉄砲洲稲荷神社では、毎年GWに例大祭が開催されています。
鐵砲洲稲荷神社 例大祭

5月3日、「浜ちゃん」がいつものように中央区内をランしていると、お囃子が聞こえてきました。音の方に近づいていくと、、、素晴らしいお囃子を拝見できました!鐵砲洲稲荷神社で「例大祭」が執り行われており、「鐵砲洲東囃子御奉納」が披露されていました。
5月4日は、朝9時から「鐵砲洲東囃子御奉納」と、夕方には「神楽舞奉奏」が執り行われました。また、こどもの日の5月5日には、中央区内の小学生による「新富座こども歌舞伎」が披露されました。
(お囃子(上段)は千葉県佐倉市「二番町祭礼委員会」の皆さん、こども歌舞伎(下段)は「新富座こども歌舞伎」の皆さんです。写真は主催者様のご了承を得て掲載しています。今回はタイミング的に事後報告となりましたが、次回は、事前告知させて頂ければと思っております。)
鐵砲洲稲荷神社

鐵砲洲稲荷神社は、歌川広重の名所江戸百景「鐵砲洲稲荷橋湊神社」(写真)にも描かれている、歴史ある神社です。
広重の時代、京橋川が隅田川に合流する河口から南の方への細長い州が「鐵砲洲」と呼ばれ、鐵砲洲から芝浦までが「江戸湊」と呼ばれていました。鐵砲洲稲荷神社は、江戸時代は八丁堀の船入堀に架かる稲荷橋近くの河岸地にあり、諸国の廻船が出入りする湊にあったこととから、湊稲荷と呼ばれていました。
現在、神社の右奥には、区内に現存する唯一の富士塚があります。この塚は、富士購(富士信仰者による講)によって造られた塚で、高さ5.4m、中には富士購に関する碑が30基埋め込まれています。
(画像出典:歌川広重「名所江戸百景 鐵砲洲稲荷橋湊神社」東京都立図書館)
アクセス

JR京葉線・東京メトロ日比谷線「八丁堀」駅より徒歩5分
参考資料・出典(ホームページ含む)
歩いてわかる中央区ものしり百科、鐵砲洲稲荷神社
