~中央区唯一「もみじ通り」、「モミジの花」が見ごろです~
【秋に赤く色づくモミジ、春に花が咲くのをご存じですか?】
中央区で唯一の「もみじ」を冠した「江戸・もみじ通り」。「モミジの花」を鑑賞できる通りは、中央区ではここだけかもしれません。
モミジの花
木々が芽吹き、葉の新緑がきらきらと美しい季節になってきました。
先日、「江戸・もみじ通り」をランしていると、モミジが赤く色づいているように見えました。春なのになぜモミジが赤くなっているのだろうと、近づいて見てみると、ピンク色の可憐な花を咲かせていました。
モミジの季節は葉が赤く色づく「秋」という先入観があり、これまで気が付かなかったのかもしれません。
江戸・もみじ通り
中央区では、区民の皆さんにわかりやすく親しめるものとするために、区内の道路に愛称名がつけられています。
京橋地域には44路線、日本橋地域には48路線、月島地域には10路線、
合計102路線が設定されています(↓)。
https://www.city.chuo.lg.jp/machizukuri/dourokyouryou/dourodaichou/aishoumei/doroaisyonihonbasi.html
「江戸・もみじ通り」はそのうちの一つで、平成15年度(2003年)に命名されました。江戸期に江戸城内の紅葉山から紅葉の葉が流れてきたと伝えられる水路があったことが名前の由来とされています。
「江戸・もみじ通り」にはイロハモミジが植えられています。イロハモミジの葉は掌状に5~9つに切れ込んでいますが、特に7つに切れ込んでいることが多く、これを「いろはにほへと」と数えたのが名前の由来と言われています。
中央区内には、「桜」の名前の付く通りや公園が多数あり、いたる所で桜の花を楽しむことができますが、「もみじ」を冠した通りは、ここだけです。モミジの花を楽しむことができるのは、中央区でここだけかもしれませんね。
中央区の「桜の見所」は、以下ブログ(~中央区「桜の見所」全てお届けします~
【「中央区 桜の見所マップ」巡り】)をご覧ください。
https://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/detail.php?id=5763
参考資料・出典
中央区ものしり百科、中央区
アクセス
「江戸・もみじ通り」は、都営浅草線・日本橋駅と宝町駅の間にある、昭和通りと首都高速の間の通りです。日本橋駅D1出口、もしくは、宝町駅A2出口が最寄りになります。