もんじゃストリートに残る昭和レトロな『看板建築』
わたくし以前、本ブログにて「中央区観光検定の教本「中央区ものしり百科」に月島名物と紹介されている「レバーフライ」売ってる店がなくね?って記事を書きました。
まだ読んでない方や、読んだけど忘れた方はこちらから
月島名物レバーフライを探索・・もはや絶滅・・?
記事内で文化堂月島店で売ってると記載しましたが、先日訪問したら売ってませんでした。
その代り、今回の舞台であるもんじゃストリートにあるスーパーマーケットのD月島店さんで、「月島の裏名物レバかつ」として売っているのを見つけました。
記事を書いた際、Dさんにも視察に行きましたが、当時売っていなかったので、私のブログをDさん関係者が読んで作ったのだろうか、と勝手にポジティブに捉えてますw
売ってる様子を写真を撮りましたが、掲載許可を取っていないので、この記載だけにとどめておきます。
そして、ここから今回お話しの本題。
月島でもうひとつ絶滅の危機が迫っているものがあります。
それは「看板建築」
なにそれ?と思った諸君、食いつきあざます。
では、説明しますので、目で聞いてください。
月島の「西仲通り」通称もんじゃストリート。
言わずとしれた、月島名物のもんじゃ焼き屋が並んでいるところです。
で、両サイドの歩道がアーケードになっているので、外からは建物の2階が殆ど見えません。
ただアーケードの上を見ると「看板建設」の建物がちらほら残っていることが確認できるのです。
さて看板建築とは・・??

GoogleAI による概要
『主に関東大震災後に東京や関東周辺で盛んに見られた、商店兼住宅の一種で、建物の正面を銅板やモルタル、タイルなどで装飾した建築様式のことです. まるで1枚の看板のように平らに立ち上がったデザインであることから、看板建築と呼ばれています』
言葉で書かれてもイメージしにくいっすよね
ちょいと昔になりますが、映画「ALWAYS三丁目の夕日」に出てくるような、建物の二階部分の壁に直接屋号が書かれている建物です(ざっくり)
現在も壁に書かれた屋号のまま営業しているお店もあれば、現在はもんじゃ焼き屋として営業し、外壁にかつてそこで商いしていた屋号がそのまま残されているお店もあります。
かつて西仲通りは看板建築がびっしりと並んだ商店街だったと思われますが、建替えられたり、再開発で月島という下町に似つかわしくない(個人の感想です)高層ビルへの建て替えが進行、大半が消滅してしまいました。
現在は以下に掲載した建物だけがわずかに残っている状態なのかと。
これからもさらに再開発が進み、全てなくなってしまうのも、恐らくそんな遠くはないような気がします。
今後なんらかの文化財になれば、保存対象になりそうですが、どうなるのでしょう・・
月島の西仲通りに行った際は、ぜひアーケードの上を確認して、"ほんとだー"と口に出してみてください。
写真撮ったのでご覧あれ
↑薬屋さんだったのでしょう
↑大黒・・って書かれてます
↑花長 花屋さんだったのでしょうか
↑井本商店 運動具店だったようです
↑玉井蒲團 漢字が難解ですが、布団屋ですね
↑こちらの二軒は現役
↑こちらも現役