ありがとう丸の内TOEI

銀座にある東映最後の直営映画館である「丸の内TOEI」がこの7月27日をもって閉館します。
現在、過去の東映の人気作品を上映するイベント「さよなら丸の内TOEI」を行なっています。
1960年9月20日に開館して以来、約65年ずっと銀座の街の風景だった映画館が消えてしまうのですね。
みなさん、一度はこの映画館で映画を観たことがあるのではないでしょうか?どことなく昭和の香りがする映画館って、最近はもう都内でも少ないですよね。東京はシネコンが溢れているので、こういうなだらかな段差の客席がある映画館に懐かしさを感じます。
客席や機材は最新なのでしょうが、2階にある女子トイレの中の右側は和式のトイレが並んでいて、この映画館の歴史をこんなところにも感じます。
*写真については東映の方の承諾を得ています。

閉館まであと一ヶ月を切ってしまいましたが、ただいま過去の人気作品を絶賛上映中です。
私の中で東映映画といえば、「あぶない刑事」シリーズ。タカとユージがこの閉館になる「丸の内TOEI」のスクリーンの中を走り回り、危険な最中に言い合うオシャレなセリフをこの閉館になる「丸の内TOEI」で観れて、聞けて、本当に幸せでした♪
閉館まで残りわずかですが、まだ思い出のあるこの映画館に行ってない方、ぜひ最後に「丸の内TOEI」の中に入ってみて下さい。きっと一瞬であの頃に戻れます。

丸の内TOEI
中央区銀座3-2-17
JR有楽町線もしくは東京メトロ銀座線(C-6出口)、東京メトロ銀座一丁目駅(4出口)