中央区ものしりクイズ26
問題
解答と解説
1 順天堂発祥記念乃碑
「順天堂」の発祥は、蘭方医・佐藤泰然が1838年(天保9年)に江戸の薬研堀に開いた蘭医学塾・診療所から始まり、1843年(天保14年)に佐倉(現在の千葉県佐倉市)に移って「順天堂」と称されました。
2 富くじ
椙森神社は、江戸時代に宝くじの前身である「富くじ(とみくじ)」の興行が許されていた神社の一つであり、境内にそれを記念する「富塚の碑」が建立されています。
この「富塚」にちなんで設定されたのが以下の日です。
富塚の日(富の日)
• 毎月13日
• 10月3日(「とみ」と読める語呂合わせ)
これらの「富の日」には、限定の御朱印が授与されることがあり、宝くじ当選などの金運・財運のご利益を願って多くの参拝者が訪れます。
富塚くじの日
• 9月2日(「くじ」と読める語呂合わせ)
この日は、富塚くじの日祈願祭が行われ、これにちなんだ限定御朱印や富塚守が授与されます。開始時間が「10時3分(とみの刻)」と定められています。
3 一橋大学
商法講習所は、一橋大学の源流となった、日本における近代商業教育の最初の機関です。
設立は1875年(明治8年)8月。森有礼(もりありのり)が中心となり、実業教育の必要性を唱えて私塾として創設しました。 渋沢栄一や福澤諭吉らが設立と運営に協力し、特に渋沢は資金面での援助やその後の経営に深く関わりました。
設立目的は国際的に通用する知識と倫理観を備えた実業人を養成することを目指し、当初から英語や簿記、商業算術など、実践的な洋式商業教育が行われました
商法講習所は、設立後、名称と所管を度々変えながら発展し、現在の一橋大学へと繋がりました。
4 鼻
東京都中央区佃の住吉神社は、3年に一度の例大祭(本祭り)で披露される獅子頭の宮出しが有名です。
拝殿内に安置されている雄・雌の獅子頭が宮出しされ、若衆によって高々と差し上げられたり、激しく揉み合われたりする勇壮な神事です。
若衆が獅子頭の鼻先を早く掴むと縁起が良いとされ、鼻綱を奪い合う熱狂的な光景が見られます。
佃島には7対の獅子頭が保存されており、特に「龍虎(りゅうこ)の獅子頭」と「黒駒(くろこま)の獅子頭」が有名で、中央区の有形民俗文化財に指定されています。
〒104-0051 東京都中央区佃1丁目11−1
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