あすなろ

銀座、「天空神社」のひととき

少しずつ春の足音が近づいてきましたね。ふと見上げた空の青さに誘われて、銀座の喧騒を離れ、「春の気配」を探しにビルの屋上へと足を運びました。都会の空に静かに佇む「三輪神社」です。

エレベーターの扉が開き、一歩外へ踏み出すと、そこには銀座の真ん中とは思えないほどの清々しい空と、丁寧に整えられた芝生が広がっています。

 銀座、「天空神社」のひととき

こちらの神社の最大の特徴は、全国的にも珍しい「三ツ鳥居(みつとりい)」でしょう。奈良の日本最古の神社の一つ、大神(おおみわ)神社から勧請された由緒あるお社です。三つの鳥居が組み合わさった独特な佇まいを前にすると、いつ訪れても自然と背筋が伸びるような、凛とした神聖な心地がします。

 銀座、「天空神社」のひととき

<2026年3月1日撮影>

訪れた時には、梅の花はすでに静かに散った後でした。しかし、ビル群に囲まれたこの「天空の庭園」にも、季節は確実に巡っています。

 銀座、「天空神社」のひととき

枝先に残る小さながくや、手水舎に浮かぶ「花筏」。季節の境目が魅せる清らかさを、ひととき独り占めできるのは、この場所ならではの贅沢ですね。

◆ギンザコマツ三輪神社
 東京都中央区銀座6-9-5 ギンザコマツ西館屋上庭園内
 ※開放時間:11:00-20:00

令月 天空の梅(2023年3月)