みど

旧晴海鉄道橋が遊歩道に

中央区晴海と江東区豊洲を結び、かつては貨物列車が走っていた「旧晴海鉄道橋」が、
遊歩道として生まれ変わりました。
旧晴海鉄道橋は「臨港鉄道港湾局専用線晴海線」の一部として、1957（昭和32）年に
架設され「ローゼ橋」と呼ばれるアーチ型が特徴で、鉄道橋としては日本初の設計だそうです。
物流で日本経済や都市の発展を支えてきましたが、1989（平成元）年にその役割を終えて
線路は廃止になりました。しかし、その後も解体されずに残されてきました。

晴海・豊洲エリアの新たなスポットに

晴海・豊洲エリアの新たなスポットに 旧晴海鉄道橋が遊歩道に

そして、このほど東京都が歴史的鉄道遺構として価値を残すべく、再整備し、
春海橋公園の一部として生まれ変わりました。歩道には当時の鉄道レールを設置し、
アーチ部の色彩を建設当時と同じライトグリーン色に復元する等、歴史的価値への
配慮を行っているとのことです。また歩道部にはウッドデッキを敷き、数カ所に設けた
ガラス窓から枕木が見えるような工夫も凝らしています。
魅力的なのは、夜景スポットになるよう橋全体をライトアップ（午後7時～11時）していることです。
高層マンションが立ち並ぶ晴海・豊洲エリアの新たなスポットとして注目したいと思います。

※写真は以下の「都庁総合ホームページ」から流用させていただきました
　https://www.metro.tokyo.lg.jp/information/press/2025/09/2025090519