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2026 新春を寿ぐ 江戸消防記念会「木遣り·纏振り·梯子乗り」

 2026 新春を寿ぐ 江戸消防記念会「木遣り·纏振り·梯子乗り」

 1月2日~4日、日本橋三越本店が一年で最も華やぎ、瑞気に溢れる「新春祭 2026」が開催中ですが、本館中央ホール·本館屋上では「三越縁楽座」と題し、年初めの来店客との ”ご縁" を寿ぐ賑やかなイベントが多彩に展開されています。              4日11:10からは、新春恒例の、江戸消防記念会第一区メンバーによる「木遣り·纏振り·梯子乗り」の妙技が披露されました。     三井口より高張提灯を掲げ入場すると盛大な拍手で迎えられます。最初の演目は「纏振り」。                   纏は組の旗印で組により様々な意匠が凝らしてあり、白と黒の二色に統一され、馬簾と呼ばれる垂れ下がった細長い飾りが、振り上げたり回転させると踊ります。軽やかな所作に見えますが、纏の重量は15-20kg前後と重く、かなりの腕力が必要とされるようです。  続いて僅か12本の鳶口のみで支えられた梯子の上で火事場を探す所作などが盛り込まれた、頂上技、途中技、わっぱと称される種々の大迫力の演技が披露される「梯子乗り」。              梯子の上段から「あけましておめでとうございます」と書かれた垂れ幕を掲出後、地上3間半(約6.3m)の不安定な梯子の上で、次々と繰り出される妙技は圧巻の一言です。                 最後に「木遣り(唄)」の披露。                                 何れも正月らしい、江戸情緒溢れる、粋で鯔背な伝統のパフォーマンスです。            江戸消防記念会は、江戸期の町火消、明治期の消防組の後裔として、昭和14年に結成され、伝統と文化を今に受け継ぎ、第一組は中央区全体と千代田区の一部を、内二番組(い組)から十番組(千組)が中央区所管と聞きます。