はじめ

11本の「生きた化石」@朝日新聞東京本社ビル前

築地場外市場近くの朝日新聞東京本社ビル前、新大橋通りに並ぶ11本のメタセコイア。「生きた化石」と呼ばれるヒノキ科の落葉針葉樹です。
当初は化石しか発見されていなかったため絶滅種とされ、1941年に日本の三木茂博士が学名「メタセコイア」を提唱しました。その後1945年、中国四川省で神木とされていた大木が、化石と同じメタセコイアの現生種だと判明し、「生きた化石」として話題になりました。現在は世界各地で街路樹や公園樹として植栽されています(日本では、滋賀県高島市のメタセコイア並木が有名)。

 11本の「生きた化石」@朝日新聞東京本社ビル前

(写真左)手前がメタセコイアで、右後ろがラクウショウです。
(写真右)ラクウショウの実がなっていました。

このメタセコイアによく似ているのが、同じヒノキ科の落葉針葉樹のラクウショウです。メタセコイアは枝も葉も対生(2枚ずつ対になっている)なのに対して、ラクウショウは互生(1枚ずつ互い違いになっている)で葉が短いのが違いで、両者が並んで桜川公園(新大橋通りを挟んで「本の森ちゅうおう」の向かい)に植えられています。公園は現在、整備工事中(来年半ばにリニューアルオープンの予定)ですが、フェンス越しに眺めることができるので、今秋のメタセコイアとラクウショウによるレンガ色の紅葉の共演を期待したいと思います。