パン屋と絵 pictsures in Tanne
浜町にあるドイツパンの店「タンネ」さんで、3月29日まで、店内のカフェスペースに山口真和さんの絵が飾られています。 「パン屋と絵」と題した現代アート作家の個展は今回で10回目、2014年のお店の改装後から始まりました。社長の佐藤由木子さんは「街の人たちがパンやお茶を楽しむのと同じように、絵を楽しむ空間を提供し、また、若い芸術家を応援したい。」との思いで展示されているそうです。
山口真和さん
山口真和(やまぐちまな)さんは東京生まれ、2013年に東京芸術大学博士課程修了、2017年 ドイツ シュトゥットガルト美術アカデミーディプローム課程修了、ドイツが縁になってタンネさんでの今回が初の個展です。ドローイング(線画)と油絵具で顔の表情や景色などが描き込まれています。
ギャラリー仕様にはなっていない小さな場所、と佐藤さんは言われますが、大きな窓と白い壁に溶け込むような山口さんの絵、シックで素敵な空間にずっといたくなるようです。この個展を機に大きく飛躍されて行かれることを思いながら、自分の住んでいる街にもあって欲しい「タンネ」さんです。
ドイツパンの店 タンネ
東京都中央区浜町2-1-5
営業時間 8:00~19:00(月~金) 8:45~18:00(土)