チャペルでオルガン演奏のひととき
間もなく新年度ですね。聖路加国際大学の前庭の桜も、新入学生や新入職員を迎えるべく蕾を膨らませています。緊張のスタートの夕方に、心穏やかなひとときはいかがでしょうか。
聖路加国際大学の中にある聖ルカ礼拝堂(チャペル)では、毎月第一水曜日18:30~「夕の祈り」と題してオルガン演奏と祈りのひとときが開催されます。
4月3日(水)18:30~はジェームス・ドーソンさんによる演奏が予定されています。参加は無料ですが、お気持ちに応じて献金くださると嬉しいとのことです。
場所:臨時チャペル
英国国教会に端を発する日本聖公会の教会・聖ルカ礼拝堂は1936年完成、聖路加国際病院旧館(1933年竣工)の中央に位置しています。パイプオルガンは1988年に設置されました。
チャペルは昨年6月より保存修復工事のため使用禁止となり、パイプオルガンの音を聞くことはできません。でも、向かい側のロビーが臨時チャペルになっていて、可愛いけれどしっかりした音色のオルガンが活躍しています。(写真撮影は禁止です。この写真は聖ルカ礼拝堂より提供いただきました。)
アクセス
さて、「夕の祈り」の時刻は聖路加通りに面した旧館正面入口(最初の写真)は閉まっているので、裏手の北口から入らねばなりません。地図では正面入口への順路を点線で示していますが、北口は文字の「ル」の右はねが始まるあたりにあります。明石小学校との間の通りに面する自転車置き場を通り抜けて、階段またはスロープを上がったところに自動ドアがあり、ちょっとわかりにくいかもしれません。
自動ドアを入ると守衛さんがいるので、にっこり一言「チャペルへ」とお声かけなさって通ると良いでしょう。入ったら左手に進み、正面入口からの通路に合流します。創設者トイスラーの写真に迎えられて階段を上がると、使用禁止中のチャペルのガラス扉。振り向けば臨時チャペルです。エレベーターは、正面入口からの通路に合流する手前の左手、ちょっと引っ込んだところにあるので、見逃すかも。
チャペル(のみならず旧館全体)が歴史ある建造物ですから、修復には時間(お金も)がかかりそうですが、使用再開の日が待たれます。
なお、写真使用やブログ掲載については、聖ルカ礼拝堂および聖路加国際大学広報室のご了解をいただいています。
聖ルカ礼拝堂については、こちらhttp://www.nskk.org/tokyo/church/luke/ をご参照ください。