銀座の路地:ビルの中の路地
銀座の路地には、ビルの中を通り抜ける路地も多く見られます
その一つ、銀座5丁目銀座通り(中央通り)の東側、銀座コア(GINZA CORE)に「GINZA ALLEY」
と名付けられた路地が銀座通りからあづま通りまで通り抜けています。
銀座通りからの入り口には、通りに面した店舗の間に、GINZA ALLEYの表示が掲げられており、
やや広い路地が通っています。
そして、路地を進むと、やがて左側に甘味処の店
「若松」が出現します。明治27年創業で、あんみつ
発祥の店としても有名です。
さらに、その奥には、京都で創業の和菓子の老舗
「萬年堂」が続いています。
赤飯様の御祝儀菓子としての意匠「御目出糖」などの銘菓が並んでいます。
銀座8丁目「第3ソワレ・ドビル」
銀座8丁目銀座通り西側に「第3ソワレ・ドビル」(銀座8-8-7)があり、メガネの田中とアシックス
ランウォークギンザの店の間に、銀座通りから金春通りまで通り抜ける路地があります。
この路地の中ほどに、エレベーターホールのやや広いスペース
があります。 岡本哲志氏著作の『銀座を歩く』によれば、
これは、江戸時代、町屋敷の路地の中ほどにあった住人共同の
井戸・便所が置かれたスペースと重なるとされています。
銀座8丁目「ウォータータワービル」
銀座8丁目の「ウォータータワービル」(銀座8-6-21)には、並木通りから見番通りまで通り抜け
しているビル内路地があります。
もともとこの地にあった路地を生かしてビル建設した経緯があります。
高級クラブも入居するビルで、並木通りから
の通路右壁沿いには噴水が見られます。