中央区にもいます!個性豊かな猫たち
こんにちは。アクティブな活動はしばらくお休み中のHanes(ハネス)です。
感染症の影響により、世界中でインターネットを活用したイベントや会議が増えました。
数々のメディアで取り上げられた築地本願寺のオンライン法要もまたその1つ。
そんな中、英国カンタベリー大聖堂のオンライン礼拝や英国議会のオンライン会議に飼い猫が乱入したことは記憶に新しいのではないでしょうか。
その他には、尾道市立美術館で猫と警備員が攻防を続けたこと、横浜スタジアムに猫が乱入したことも話題になりました。
このように最近世間を賑わわせている猫の話題に便乗し、私も中央区内で猫探しを決行!
トップの写真は桜川公園(入船1丁目)で、下の写真は隅田川付近で出会った猫を収めたものです。
築地場内市場があった頃は、築地に猫たちがいたと聞いたことがありますが、今では状況も一変。
中央区内では簡単に猫に出会うことができなくなりました。
そのような状況を踏まえ、これまでに訪れた場所や見聞きしたものを中心に、猫にゆかりのある場所やものをご紹介したいと思います。
まずは、銀座エリアで猫探し!
三愛ドリームセンターで、猫たち(銀座の恋の招き猫「コイコリン」)に出会いました。
ごろべえ(雄)
のんき(雌)
写真の通り雄(右)と雌(左)がいるので、恋愛対象の性別の猫をなでましょう。
なでる場所によって意味合いが異なるので、独身の方からご結婚されている方まで恋愛祈願ができるスポットです。
【関連記事】「春は銀座で恋愛祈願」(2018年4月6日)
続いては、日本橋エリアで猫探し。
やってきたのは、日本橋堀留町にある三光稲荷神社です。
実はこの神社、失せ猫祈願でも有名。
神社の責任者の方曰く、全国ネットのテレビ番組で取り上げられてから、日本全国からお参りに来る方が増えたとのこと。
その理由として、日本橋というアクセスの良さと地方に失せ猫祈願の神社がないことが挙げられ、今年になってからは北海道と九州からも祈願にいらしたそうです!
境内に供えてある猫の置物は、失せ猫が見つかったお礼に参拝者が奉納したもの。
神社の案内板には、「古くから娘、子供、芸妓等の参詣するものが多く、ことに猫を見失ったとき立願すれば霊験ありと云う。『三光稲荷神社参道』と銘ある石碑や境内にある猫の置物は猫が無事に帰った御礼に建立、奉納された」と記されています。
東京では屋内で猫を飼われている方が多いですが、屋内外を自由に行き来する猫の多い地方では、相対的に猫が迷子になる確率も高いです。
そんな時はぜひこちらの神社で祈願してみてはいかがでしょうか。
【関連記事】「子年に訪れたい!ねずみにゆかりのあるスポット5選」(2020年1月2日)
今度は隅田川を越え、勝どきで猫探し。
2m程の大きなペットボトルの上に乗るのは、現代的な見た目の可愛らしい猫♪
こちらは、KOSUGE1-16さんによる「2mのペットボトル」という作品です。
詳しくは関連記事をご覧ください。
【関連記事】「今だからこそ知りたい!気になるパブリックアートの正体」(2020年4月13日)
そして、中央区内を広範囲で最も頻繁に動き回っている猫と言えば、江戸バスに描かれたこちらの猫ではないでしょうか。
招き猫のように見えますが、時々「尻尾がねずみみたい」と言うお子さんがいます。
さすが、突っ込みが鋭いですね(笑)
以前発行された江戸バスマップでは、この生き物が「ルートが変わったニャン」と言っているので、猫で間違いないはずです♪
江戸ということで時代を遡ってみると、これまでに錦絵や浮世絵にも数多くの猫が描かれてきたことが分かります。
過去にご紹介した日本橋の版元から出版された喜多川歌麿筆「物干し」にも猫が描かれており、猫が日常生活にとけ込んでいた様子がうかがえます。
さて、ここまで一気に猫に関係のある場所やものをご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?
猫好きの方にとって本物の猫に勝るものはないと思いますが、好きなものをテーマに観光スポットを探してみるのも面白いかもしれませんね。