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ただいまイトーヨーカドーでは「行ってみたい、アノ店のアノ味おうちで！」と題して、ナイルレストランとコラボレーションしたお弁当とお惣菜、全3種類を販売しています。

銀座四丁目のナイルレストランは1949年創業の日本最古の印度料理専門店。カレー好きのみならず、歌舞伎ファンにも親しまれているレストランであり、コサキンリスナーの聖地でもあります。

くわしくは前回の記事をご参照ください。
【東銀座】 日本最古の印度料理専門店「ナイルレストラン」（2019年5月）

今回のコラボ商品は“ヨーカドー夏祭り”の開催にあわせ、三代目ナイル善己氏が「おうちごはんが楽しくなる」メニューを考案し、お店で使用しているスパイスで商品化したものです。

夏祭りということで、そろそろ終盤。お食べ逃しのないよう、さっそく実食してレポートします。

※一部の店舗では販売していない場合があります。

スパイシーインドチキンカレー　税込594円
首都圏・長野県のイトーヨーカドーで 8月31日(月) まで

本場のスパイスをそのまま使った本格的なカレー弁当。電子レンジで温めて食べるので、職場のランチにもよさそうです。

楕円形の器にターメリックライス、チキン、マッシュポテト、温野菜――。ムルギーランチを彷彿とさせる佇まいです。ムルギーランチはナイルレストラン独自のワンプレート料理で、お店では注文不可避の必食メニュー。このお弁当は開発段階からレストランの看板メニューであるムルギーランチに寄せていくことになったそうです。

見た目はそっくりでも、味はコラボ商品ならではのオリジナル。南インド料理でおなじみのココナッツの風味が利いたマイルドな仕上がりです。

ナイルレストランはこの春の緊急事態宣言の間に、普段は提供していない日替わり弁当を販売し、時には出前をし、銀座周辺で働く人々の中食需要を支えました。日替わり弁当ではチャレンジングなメニューにも取り組み、連日完売するほど人気となりました。伝統を守りながらも、三代目ナイル善己氏のスピリットは創作意欲にあふれています。

ムルギーランチは創業以来変わらない味。今回の企画ではナイルレストランの現代（いま）を担う三代目が、その70年前の味を進化させることを試みました。スパイシーインドチキンカレーは新しい“ムルギーランチ進化系”と呼べる一皿です。

そしてこのお弁当もすべて混ぜて食べるのが流儀とのことです。「まじぇて食べて」こそナイルレストランですね。

ナイルレストラン監修　レッドカリー唐揚げ　100g　税込257円
全国のイトーヨーカドーで 8月30日(日) まで

お惣菜コーナーの唐揚げの中でひときわ異彩を放っていました。真っ赤な色をしていますが、激辛というわけではなく、甘みもある旨辛です。

ナイルレストラン監修　タンドーリチキン　3個入　税込354円
全国のイトーヨーカドーで 8月30日(日) まで

これぞタンドーリチキンというスパイシーな香りがして、開封直後から5個入り（税込537円）にしておけばよかったという後悔が始まりました。やわらかくて、味がよくしみていました。

お弁当とお惣菜、3品並べれば気分はもうナイルレストランです。

イトーヨーカドーの「行ってみたい、アノ店のアノ味おうちで！」はもう一軒、有名レストランとコラボレーションしています。

お店の名前は煉瓦亭。明治28年創業、今年125周年を迎えた銀座三丁目の老舗洋食店です。中央区観光協会発行の「中央区 はじめて物語マップ」では「ポークカツレツ発祥の店」として紹介されています。

左：旧版　　右：新版

中央区フェアとしか思えない今年の“ヨーカドー夏祭り”。迷わずこちらも購入しました。シェフ監修のオリジナル配合の調味料で味付けしたメンチカツです。外はサクサク、中はジューシーでした。

煉瓦亭監修　メンチカツ　2個入　税込429円
全国のイトーヨーカドーで 8月30日(日) まで

スーパーマーケットでの買い物は気軽にあれこれ選べるところがいいですね。“中央区の味”のお惣菜が全国で販売されているというのもうれしいです。
これをきっかけにあらためて中央区のレストランにも足を運びたくなりました。
今回ご紹介したものは期間限定のため、もうすぐ終売となってしまいますが、イトーヨーカドーにはほかにも中央区の名店とのコラボ商品があったので、またの機会にレポートできればと思います。

印度料理専門店 ナイルレストラン｜Ginza NAIR’S RESTAURANT
https://www.ginza-nair.com/

中央区銀座４－１０－７
０３－３５４１－８２４６
東京メトロ日比谷線・都営浅草線　東銀座駅
火曜・第一第三水曜定休