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2020 防災の日特別ライティング

 2020 防災の日特別ライティング

 9月1日は防災の日。大正12(1923)年9月1日11時58分に「関東大震災」が発生し、約10万5千人が犠牲となったこと、さらに立春から数えて二百十日にあたり、古来台風の襲来も多いことから、政府、地方公共団体など関係諸機関はもとより、広く国民の一人一人が、台風、高潮、津波、地震などの災害について認識を深め、これに対処する心構えを準備するため、昭和35(1960)年に制定された啓発日で、毎年全国で防災訓練が行なわれ、命を守る対応が確認されます。尚制定される前年に紀伊半島に上陸した伊勢湾台風は、東海地方を中心に死者行方不明者5千人を超え、明治以降台風による災害史上最悪の大惨事となりました。

東京スカイツリーでは、犠牲者への鎮魂を込めた白色の特別ライティングが点灯。中央大橋から永代橋越しに、シンプルな輝きが望めます。関東大震災から97年となり、東京都立横網町公園の慰霊堂では犠牲者の慰霊法要が営まれ、追悼の祈りが捧げられました。