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2020 お初穂祭「四條流包丁式」奉納

 2020 お初穂祭「四條流包丁式」奉納

 10月24日、築地·波除神社では、秋の実りに感謝する「お初穂祭」が斎行されました。11月の新嘗祭に先立ち、神社の御神饌田(石川県白山市鶴来)でとれたその年の初穂を神様にお供えし、稲作が無事終了したことに感謝し、報告をする秋季奉祝神事です。この日より一年間、一束の初穂が懸税(かけちから:奉納された稲穂のことで、"ちから" とは税の事を指し、昔の年貢と考えられます)として神前にお供えされます。

10:00から境内で参拝者が見守る中、「食」のまち築地から発信する食育の一環として、古来より宮中などで行なわれていた、素手で触れずに魚を捌く「四條流包丁式」の奉納が執り行なわれました。 祭典終了後、境内では、同神社御神饌田の稲より造られた濁り酒「幸穂」が振る舞われました。この日は、秋の実りに感謝するちりめん細工の「実りのコンコン守」と、当日限定の御朱印の授与が行なわれます。