銀造

鳩居堂 1663

 銀座5丁目の全国的に有名な鳩居堂さんに買い物に出かけました。

お店で頂いた「香」という冊子。 お線香、練香、印香、香木などを紹介して下さっています。

そして、お店の歴史をご説明して頂いています。(以下、原文のまま記載)

鳩居堂は今から350年以上前の1663年(江戸・寛文3年)に、京都の寺町で誕生しました。

創業当初は漢方薬や薬の原材料などを取り扱う「薬種商」を営んでいましたが、薬種には「香」の原料と重なるものも多かったため、後に薫香線香の製造・販売を始めます。

鳩居堂の香の製造技術が飛躍的な進歩を遂げたのは、1877年(明治10年)のことです。歴代の店主らが行ってきた社会奉仕や国事業への貢献が認められ、当時の太政大臣であった三条実美公より、平安時代から宮中でのみ伝えられてきた「名香の秘法」をすべて伝授して頂きました。 この時に授けられた調香法は、現在も弊店のみが一子相伝の秘方として大切に守り伝えており、今日の鳩居堂の香りづくりにおいても余すところなくその技術が生かされています。

鳩居堂がつくる香製品の数々は、上質な天然香料を基調とした、やさしくも奥深い香りが特長です。 香の老舗が数百年の間、研究と洗練を重ねて守り伝えてきた「伝統の香り」。皆様にも末永くご愛用頂けましたら幸いでございます。

 

 

東京鳩居堂 1880

東京鳩居堂 1880 鳩居堂 1663

 TOKYO 1880年(明治13年)

宮中の御用を勤める必要から、銀座尾張町(現在の銀座5丁目)に木造平屋建(明治初年に外国人が初めて建築した建物)の東京出張所を開設しました。

(以上、原文のまま)

お店の正面の入り口の両脇に表示されている数字は、大切な歴史を記念した年号だったのです。

 

鳩居堂の一筆書き 中央区推奨土産品

 2023年度の事ですが、

中央区観光協会は、区内の合計40点の商品を「第1回 中央区推奨土産品」に認定しました。

鳩居堂さんの「一筆箋 銀座」は、縦書きが路面電車が走る昭和の町、横書きが現在の街を描いています。

ちょっとしたお言伝に使用すると、”雅なお人やなぁ”、 ”粋な人やな”、と評判が上がること間違いなし。

第2回中央区推奨土産品のご案内は、こちらです)