ようちゃん

登録商標第6879660号「築地場外市場」

築地場外市場(つきじじょうがいしじょう)の文字が、地域団体商標として令和6年(2024)12月24日に登録されました。

大正12年(1923)の関東大震災以降、海軍の跡地に、日本橋魚河岸市場から移転した東京市卸売市場築地本場が昭和8年(1933)年に竣工し、昭和10年(1935)2月12日に正式に業務を開始しました。そして83年後の平成30年(2018)10月6日に営業を終了し、10月11日に豊洲市場が開場しました。しかし築地場外市場は、中央卸売市場が豊洲に移転後も、数多くの食の専門店が営業し、依然として人気の高い観光地になっています。商標の権利者は「築地場外市場商店街振興組合」で、指定商品または指定役務は「東京都中央区築地及びその周辺における飲食料品の小売り又は卸売りの業務において行われる顧客に対する便益の提供/東京都中央区築地及びその周辺における飲食物の提供」となっています。

商標とは、事業者が、自社の取り扱う商品・サービスを他社のものと区別するために使用するネーミングやマークです。商標が消費者に認知され、信頼を積み重ねることで、この会社は安心できる、信用できるというブランドイメージがついていきます。商標権は特許庁に出願し登録したものが独占的に使える権利です。そのため商標を勝手に模倣されたり、使われたりするのを防ぐことができ、ブランドイメージの低下を防ぐことができます。

このブログの掲載にあたり、築地場外市場商店街振興組合様の許可を得ました。ご協力ありがとうございました。

出典:特許庁ホームページ

   政府広報オンライン