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2020 イチョウ黄葉

 2020 イチョウ黄葉

 11月26日、東京管区気象台より、気象庁生物季節観測情報のひとつ、「イチョウ黄葉」が報じられました。平年より6日遅く、昨年より3日早い由。                        イチョウは、"生きた化石" とも言われ、葉が特徴的な鴨脚形で、約2億年前の中生代ジュラ紀に栄え、今尚生き続ける最古の現生樹種のひとつとされる、イチョウ科イチョウ属の1属1種の植物です。  病害や虫害が殆どなく、大気汚染や剪定・火災に強い特性に加え、春は新緑の瑞々しさを、夏は日差しを遮る木陰を、秋は黄葉の美しさを見せてくれ、公園樹・街路樹等として広く植栽されています。                          鮮やかに黄葉したイチョウは、"いちょうもみじ(銀杏黄葉)" と呼ばれ、黄金色に染まるイチョウ並木のトンネルは、秋を代表する風物詩として馴染み深い情景です。                浜町公園入口緑道のイチョウ並木が、今年も黄葉の見頃を迎え、穏やかな日差しを浴び、眩しいほどに順光に輝く絢爛さと逆光に透ける繊細さの両面を見せてくれています。              緑道入口の「小便小僧」は、時節柄マスク着用中です。