蛎殻町の松

歌川広重ここに眠る

歌川(安藤)広重(1797〜1858)は、江戸時代後期の浮世絵師で、「東海道五拾三次」「名所江戸百景」などが有名ですね。中央区内では、大鋸町(現在の京橋)で晩年の10年間を過ごしたとのことです。同じ年に生まれた有名人としては、作曲家のフランツ・シューベルトがいます。
没後、浅草新寺町にある東岳寺に葬られましたが、1961年に東岳寺は現在の足立区伊興本町に移転、墓や碑も同様に移され、現在では東京都の旧跡に指定されています。
東岳寺は、東武スカイツリーライン・竹ノ塚駅から歩いて数分のところにあります。
広重の作品群とその解説については、書籍:太田記念美術館「没後160年記念 歌川広重」(2018.9.1)に詳しく掲載されていますので、ご興味ある方はぜひご覧くださいませ。