【日本橋兜町】 「渋沢栄一・赤石フェスタ(シブアカ・フェスタ)」参加レポート 【日本橋茅場町】
2021年3月22日付のこちらの記事を見て、「渋沢栄一・赤石フェスタ」に出かけてきました。
「渋沢栄一・赤石フェスタ」は渋沢栄一にまつわるコンテンツが盛りだくさんの期間限定の祭典で、渋沢栄一がかつて邸宅を構え、多くの企業を誕生させた兜町・茅場町で今年初めて開催されました。
ステイホームを続けていた自分にとってはひさしぶりに中央区を訪ねる機会となりました。そこで兜町までの行きしなに“(仮称) さくら通り”を歩き、閉幕直前のウォークスルー花見も楽しんできました。
すでに会期は終了していますが、お店のご紹介かたがた参加レポートとして今回のフェスタの様子をお伝えします。
映画で観る渋沢栄一
3月30日に「渋沢栄一が創業に力添えした富岡製糸場を題材にした映画を観る」と題した特別上映が行われました。
上映された『紅い襷(あかいたすき)~富岡製糸場物語~』は、和田英さんの回想録『富岡日記』をもとに、富岡製糸場と絹糸産業群が世界遺産に登録された3周年記念として、2017年に群馬県富岡市が企画・製作した映画です。
一等工女を目指す主人公の物語にあわせて、富岡製糸場の成り立ちや場内の労働環境を学べる映像作品になっていました。途中、何度も会場全体が感動に包まれているのを感じました。
この記事の後半に等身大パネルが登場しますが、近代日本経済の父と呼ばれる渋沢栄一は小柄な人物だったそうです。『紅い襷 ~富岡製糸場物語~』では長身の豊原功補さんが渋沢栄一役を演じていました。映画やドラマごとに異なる渋沢栄一像を見比べるのも面白いかもしれませんね。
富岡製糸場については、2020年9月のこちらの記事をご参照ください。
CAFE SALVADOR BUSINESS SALON(カフェ サルバドル ビジネスサロン)
特別上映の会場となったのは、茅場町駅直結の東京証券会館1階にあるCAFE SALVADOR BUSINESS SALON。カフェスペースとビジネスサロンが融合したコミュニティプレイスです。時間料金制のサロンはビジネスミーティングやセミナー、ワークショップなどに利用されています。
カフェメニューも充実していて、アルコールの提供もあり、フードはタパス(小皿料理)までそろっています。私も映画鑑賞の前にベジタコライスで腹ごしらえしました。
とても居心地がよかったので、茅場町界隈を散歩するときにまた立ち寄りたいと思います。
CAFE SALVADOR BUSINESS SALON(カフェ サルバドル ビジネスサロン)
中央区日本橋茅場町1-5-8 東京証券会館1階
茅場町駅8番出口直結
イマノフルーツファクトリー
このブログでもおなじみの茅場町の老舗果実店です。店頭に並んだフレッシュフルーツとフルーツサンドが目を引きます。証券会社が立ち並ぶ街の中のオアシスのようですね。
私は「渋沢栄一・赤石フェスタ」をきっかけに今回初めてお店を訪れることができました。
定番のいちごミックスサンドとマンゴーサンドを購入しました。フェスタの期間中だったので、金色に輝く小判型の渋沢栄一特製シールがもらえました。ショッピングでもフェスタに参加しているということを実感しました。
2階のBISTRO SABLIER(ビストロサブリエ)はイマノフルーツファクトリーの店長さんの弟さんがシェフを務めるレストランです。こちらも「渋沢栄一・赤石フェスタ」の協賛店でした。果実店の系列とあって新鮮なフルーツを採り入れたビストロ料理が味わえるそうなので、次回はフルーツ仕立てのメニューをお目当てに伺おうと思います。
イマノフルーツファクトリー
BISTRO SABLIER(ビストロサブリエ)
中央区日本橋茅場町1-4-7
茅場町駅7番出口すぐ
兜町エリア屈指のレトロ建築「日証館」
渋沢栄一邸の跡地に建つ日証館。ここでは渋沢栄一の偉業を解説したボードとともに普段は公開していない貴重な資料の特別展示が行われました。詳しい展示の内容は兜LIVE! 編集部による見学レポートでご覧いただけます。
ロビーには兜町・茅場町で活躍していた年代の若々しい渋沢栄一の等身大パネルと記念撮影ができるコーナーがありました。この小さな体に数々の偉業を成した大きな力が秘められていたのですね。ちなみに奥のガラス窓の向こうには日本橋川が流れています。
最後は今回のフェスタの名前にもなっている赤石のお話です。渋沢栄一がこの地に邸宅を構えた際に日本経済の繁栄を祈念した縁起石として設置されたもので、その後も生涯にわたって大切にしたのだそうです。現在は日証館のエントランスに常設展示されています(トップ画像)。
フェスタの期間中、この赤石にARを使った仕掛けが用意されていました。
AR(拡張現実)とは、実際の風景にCGなどで作成された視覚情報を重ね合わせる技術のことで、あらかじめ情報を読み込んだスマートフォンを赤石にかざすと、そこに赤石を愛しむ渋沢栄一翁の姿が浮かび上がりました。ゆっくりと動いてこちらを向いてくれました。
フェスタは終了しましたが、日証館のエントランスは普段から見学が可能です。美しい天井の装飾や1928年の竣工時から今も現役で使われているというシューター式の郵便ポストなど重厚な内装は一見の価値があります。もちろん、赤石にふれて願いをかけることもできます。
日証館(平和不動産株式会社本店)
中央区日本橋兜町1-10
開館時間 8時 ~ 18時(平日のみ)
まち歩きを終えて
今年の大河ドラマの顔、渋沢栄一。2024年には新一万円札の顔となります。
テレビを持たないわが家では、青天は衝けずにおりましたが、思いがけない形で今話題の人物にふれることができました。私も少しは時流に乗れたでしょうか。
「観て・願い・味わい・学んで・映える」というキャッチフレーズの通り、「渋沢栄一・赤石フェスタ」はさまざまな視点から楽しめるイベントがたくさん詰まった祭典でした。
またこんなふうに街全体を繰り返し訪れたくなるような催しがあったらぜひ参加してみたいです。
兜町周辺の情報についてはこちらをご覧ください。
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