2021 "名残" のソメイヨシノ
3月22日に東京のソメイヨシノの標準木の満開宣言が報じられて10日程経過し、石川島公園のソメイヨシノが、風に吹かれて舞い散り、土手並びに遊歩道に花びらが敷き詰められ、いよいよ桜のシーズンも終盤です。 3月末は、連日 日中最高気温が23℃台と、5月中旬並みの汗ばむ陽気が続き、初夏の気配すら感じました。 今年はコロナ禍の影響で、花見の宴は楽しめませんでしたが、桜は、長い冬が終わり春を告げる、代表的日本原風景のひとつです。スーパー堤防の採用により、水と触れ合えるように親水性が確保され、公開空地との一体整備により誕生した石川島公園。 広々とした緑のオープンスペースのもとで、桜を眺めながらのウォーターフロントの散策は、気分が高揚します。 桜も、蕾、咲き始め、5分咲き、7分咲き、満開、散り始めと、各人各様楽しみ方はいろいろです。 一面淡いピンクに染まる満開時の美しさは言うに及びませんが、風が吹くとヒラヒラと花びらが舞う、散り際の姿も風情があります。