蛎殻町の松

よみがえった常磐橋 土木学会田中賞を受賞!

日本橋川に架かる「常磐橋」は、河川に架かる現存する橋として都内で最古の石造アーチ橋です。場所は、日本銀行の目の前にあります。東日本大震災で被災したため、一度すべてを解体する、いわゆる「解体修理」という手法で修復が行われました。修復工事が完了し、2021年5月10日から渡ることができるようになりました。
この修復事業が、公益社団法人土木学会で優れた橋梁プロジェクトに対して与えられる「田中賞」の一つに選ばれ、2021年5月17日に発表がありました。「田中賞」の名称は、隅田川にかかる永代橋、清洲橋など東京の象徴として一般にもなじみの深い数々の名橋を生み出した田中豊氏の名前にちなむものです。

令和2年度土木学会賞 田中賞 作品部門(改築)の作品群

中央エフエム「ドボクのラジオ」で2021年5月12日にオンエアされた「よみがえる常磐橋」の回に、常磐橋修復事業に携わられた技術者、西村祐人さんが出演され、詳しくお話しされています。ご興味あるかたはYouTubeチャンネル「ドボクのラジオ」の音源(こちら)をお聴きください。