蛎殻町の松

浜町・清正公寺と熊本・本妙寺

浜町公園の一角に、清正公寺(せいしょうこうじ)があります。清正公寺は、文久元年(1861)に、細川藩主細川斎護が、熊本本妙寺に安置する加藤清正公の分霊を勧請して、当地にあった下屋敷に創建した寺院です。
このたび、所用があり熊本に出張したため、本妙寺まで足を運んできました。
JR九州新幹線の熊本駅から市電に乗り、「辛島町」で乗り換え、「本妙寺入口」下車。そこから山に向かって歩いていきます。参道には多数の寺院があります。本妙寺からさらに先、石段を延々と登りきったところには、加藤清正公の銅像があります。
清正公は、藩の統治のために、数々の土木事業を行いました。今も熊本県民の皆さんに「せいしょこさん」として尊敬され親しまれています。
中央区からはるか遠くの地ですが、江戸時代に思いを馳せるいい機会となりました。