「東京まんなかippin堂」で紹介中、魚久のぎんだら京粕漬
-100歳越えは当たり前の日本橋人形町老舗通り-
日本橋人形町の甘酒横丁、その反対側の通りに入ると、いきなり見えるのが大正8年開店、今年102歳の喫茶店「快正軒」①。そのお隣は明治37年開業、今年117歳の「来福亭」②。昔ながらのカツ丼で魅せます。そしてその隣が宝暦10年、今年262歳、元祖親子丼の「玉ひで」③。行列が絶えないに人形町きっての人気店です。さらに進むと明治45年生まれ、113歳になる「小春軒」④が特製カツ丼用意して待っています。
そして、その奥にあるのが、今回紹介する大正3年、今年107歳の京粕漬けの「魚久」本店です⑤。 98年前まであった日本橋魚河岸から歩いて約15分。人形町は魚の街でした。
魚久の人気NO.1は銀だら
魚久本店は1階がお店、2階がお食事処になっています。お店では銀だらが他を圧倒していて、さけ、かます、めかじき、にしん、ホタテ、イカの連合軍より強いそうです。お食事処でも銀だらランチ(1566円)が一番人気。
銀だらの敵はおこげ
白身で脂が良く乗り、口の中でとろけていくかのような柔らかさが特長の銀ダラ。その柔らかさゆえ、焦がすと身がバラバラになりがちです。「粕を洗い流すように」との説明書きを読んではみるものの、粕が付いていたほうが味が濃くておいしいって思ってしまうからでしょうか、洗いが足りない。で、焦がしてしまいます。
①粕を洗い流す ②キッチンペーパーなどで水気を取る ③網をよく熱してから、弱火で焼く。
ハッピー、ギンダラ!
ところで、銀だらの皮、食べますか? お店の人によると食べる人、食べない人半々ぐらいだそうです。