娘あずきの就学準備②
~標準服と馬喰横山界隈の問屋街~
子連れ特派員のえだまめです♪
前回に引き続き
http://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/detail.php?id=2679
娘あずき(年長)の就学準備についてのお話です。
前回のカーテン選びのお話からさかのぼる事1か月。
年長さん(とその保護者)は、区からの通知に従って、通学区域の小学校で実施される
就学時健診に行くことになります。(おおよそ11月中に実施されています)
・・・まあ、その時もあずきは色々やってくれたわけですが(苦笑)。
その時にいただいたお手紙の一つが「通学用標準服のおしらせ」です。
中央区立の小学校は「標準服」を着て通学する学校の方が多いのです。
そして・・・あずきの進学先の場合ですが
購入するべき服などの受け取りは2月ごろに実施される「新入学児童保護者会」。
というわけで。
このタイミングで発生するイベントが「標準服の注文」なのです・・・!!
・・・実は学校生活をすべて私服で通してきたえだまめ。
未知すぎて冷や汗が出てきます・・・。
そんなわけで、就学時健診終了後のとある日。
えだまめとあずきは馬喰横山界隈の問屋街へ向かいました。
そこに学校指定の販売店があるからなのです。
※すでに上のお子さんが小学生、というママさんたちは
「あ~今年は学校でできないのね~」とおっしゃってました。
どうやらコロナ禍以前は健診日に合わせて業者さんが学校まで来てくださって
新入学児の試着・注文がその場でできるシステムだったようなのですが
密を避けるのもあり、こういった形になったようです。
横山町・馬喰町・堀留町の問屋街の歴史(復習)
ここで「中央区ものしり百科」(先日行われた「中央区観光検定」の公式テキストですね)
を見ながら復習してみましょう。
「江戸開府以来、堀留町には呉服商が集まっていた。
横山町付近には西本願寺別院など寺社が数多く置かれていたが、明暦の大火により移転した。
この地は重要な街道筋であり跡地に帯やかんざしなどの小間物問屋・紙煙草入問屋・地本双紙問屋などが集住し、問屋街として江戸の生活を支えた。
現在も、繊維・衣料・生活用品の問屋街として、その名は広く内外に知られている。
横山町・馬喰町・新道通りでは年2回「大江戸問屋祭り」が開催され、この日限りの問屋体験を楽しむことができる。」
・・・ということです。
先日観光検定を受検された皆様、思い出していただけましたでしょうか?
実際このあたりを歩いてみると、沢山の衣料関係のお店が並んでいることがわかります。
ふらりと歩いていると思わぬ掘り出し物に出会えることもありますよ。
あずきの学校の指定のお店以外のところにも
学校の制帽や学用品を扱うお店が複数あったりしましたね。
そして、最近は問屋さんだった場所をリノベーションして
おしゃれなカフェなどがオープンした、なんてところも見受けられるようになりました。
新しい一面をのぞかせるエリアでもあるのだと思います。
※ただしやはり「問屋」さんも多いわけでして。
通常は「一般のお客さま」が入れないところもありますので
そのあたりはお気を付けくださいね。
子どもの成長を見守る「プロ」の目
というわけでえだまめとあずき、お店に到着。
サクサクと試着をしてみました。
沢山の子どもたちをこれまでもみてくださっている訳ですから
お店の方も手慣れたものです。
ジャケットのフィット感だったり、スカート丈の具合だったり。
「この子ならこっちのサイズでいいかもね」
「あ~足、実は左右で差があるね。大きい方に合わせないとね。」
※足のサイズ、意外と微妙な左右差ってあるんですね・・・!あまり気付いてませんでした。
「式典時はブラウスじゃないとだめだけど、普段はアイロンも大変だしポロシャツの子が多いようですよ。」
「セーターやベストは冬になったら考える、で大丈夫よ。今無理して決めなくていいから。
あ、でもね。4月のちょっと冷えるころに6年生のお兄さんお姉さんが着てるのをみて
『僕もあれ着たい』ってなるケースもあるから、そこだけは気を付けてね。
やっぱりあこがれちゃうのよね。みんなかっこよく見えるから。」
などなど色々アドバイスもいただいて、さらりと注文完了。
標準服以外にも体操服や上履き用の靴などもここで注文でしたので
意外とたくさん注文した感じになりました。
地域の子どもたちを支える学校用品の「プロ」。
そしてひそかに地域の産業を支えている子どもたち。
どちらも大切な存在だ、ということがわかったひと時でした。
「困ったらいつでも相談に来てくださいね。」
はい。これから6年間、どうぞよろしくお願いいたします!