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2022 碧空の下一足先に「 サクラ色の春の便り」

 2022 碧空の下一足先に「 サクラ色の春の便り」

 隅田川沿いの新川公園(新川2)隅田川テラス中央大橋北東袂の陽当たりの良い植樹帯には、3本の河津桜が植栽されています。   今年は開花が遅れていましたが、漸う咲き揃い始めました。   河津桜はカンヒザクラとオオシマザクラの自然交配種とされ、花色は桃色ないし淡紅色、花弁の赤味が強いのと、通常、桜のシーズンの先陣を切って2月上旬頃から咲き始め約1ヶ月後満開になり、満開状態を一定期間持続し、見頃シーズンが長いのが特徴です。   パッと咲いてパッと散る、潔さや儚さの象徴とされるソメイヨシノとは違う特性ですが、満開を過ぎると花は散らないものの、葉が出て、花の勢いが落ち色褪せるため、六~八分咲きの頃の花見がベストとされます。                       開花時期はその年の天候に大きく左右され、開花予想は直前までなかなか読みにくいと聞きます。                                河津桜の由来となっている静岡県賀茂郡河津町には、約4kmにわたり河津川沿い約850本の桜並木を中心に、約8,000本が植えられ、菜の花とのコントラストも楽しめ、例年多くの観光客が訪れます。    昨年は新型コロナ感染症防止のため、「河津桜まつり」は中止となりましたが、今年は感染対策をしっかりと行い、規模を縮小して、2月1日~28日、開催されました。