Hanes

【中央区の豆腐店巡り第1弾】
素材のこだわり光る!アットホームな小林豆腐店


こんにちは。アクティブ特派員のHanes(ハネス)です。
まん延防止等重点措置が解除され、12月より休止していた対面の取材を再開しました!

今回の取材先は、築地6丁目に店を構える老舗豆腐店、小林豆腐店さんです。
1928年(昭和3年)創業で、以前テレビ番組でも紹介されたことのあるお店。
築地とはいえ築地場外市場からは少し離れていますが、何気ない路地裏にこそ歴史あるお店や美味しいお店があることも多いのが事実。
これだから、あまりガイドブックに載っていないエリアのまち歩きは侮れないのです♪

 【中央区の豆腐店巡り第1弾】素材のこだわり光る!アットホームな小林豆腐店


現在は、豆腐の店舗販売に加え、ランチ限定で飲食店応援企画も実施中とのこと!
テイクアウトメニューもあるということで、ご興味のある方、そして4月から新入社員または異動で築地界隈に来られる方、店舗に貼り出されているメニューは要チェックです。

実は、豆腐などの店舗販売を始めたのは2020年7月13日とまだ2年足らず。
さすが老舗豆腐店、お客さんのほとんどがプロと言われるほどですが、私がお店に伺った際には、常連のご近所の方も豆腐を買いにいらしていました。
老舗というと敷居が高く、さらにこのような専門店となると気にはなってもなかなか近づけないこともあるのではないでしょうか?
しかし、お店の方がフレンドリーで話しやすく、また伺いたいと思えるようなアットホームな雰囲気がありました。
リピートするか否かを決める際に、この雰囲気は結構大事なんですよね!

 【中央区の豆腐店巡り第1弾】素材のこだわり光る!アットホームな小林豆腐店


そういう私ですが、豆腐店で豆腐を購入するのが初めてという豆腐店初心者
一昔前は、豆腐は豆腐店、牛乳は牛乳店といったように、それぞれの専門店で食品を購入したことでしょう。
しかし、現代では、スーパーなどでワンストップで様々な食品を購入できる便利な時代になりました。
ではなぜ、このタイミングで豆腐店デビューをしたのか。
それは、今回の購入品をご紹介しながら追々お話ししたいと思います。

ケーキ屋さんで最初に買うのがショートケーキという方がいらっしゃるように、豆腐店で最初に購入するのは木綿豆腐か絹豆腐がスタンダードなのかもしれません。
しかし、私が選んだのは「おぼろ豆腐」
理由は、その日はなんとなくおぼろ豆腐の気分だったからです。
では、そのおぼろ豆腐を拡大して見てみましょう♪

 【中央区の豆腐店巡り第1弾】素材のこだわり光る!アットホームな小林豆腐店


水切り前の状態ですが、繊細さが伝わりますでしょうか?
なにより、スーパーで購入できるつるんとなめらかなおぼろ豆腐と比べて見た目が全然違います!
その様はまさにおぼろ月のよう。

そしてこちらの器ですが、お店の方曰く、器ごとレンジで温めることができるのだとか。
昼食用に購入した際、職場のレンジで温めることもできてお手軽ですね!
さらに、お店は朝早く、そして夜は19時まで営業していることもあり、近隣ホテルに宿泊される営業職の方にも重宝しそうです。

さて、前置きが長くなりましたが、私も器ごとおぼろ豆腐を温めてから小皿に移してみました。

 【中央区の豆腐店巡り第1弾】素材のこだわり光る!アットホームな小林豆腐店


ふわふわ感は健在で、手作りならではの良さを再確認。
小林豆腐店さんは素材にこだわっており、フクユタカを使用しています。
そのようなこともあり、ふんわりと漂う豆の豊かな香り
一口食べて感じるこれまでにない素材そのものの存在感
やさしくヘルシーな味わいが口の中に広がります。

半分ほどはそのままで、残りは「生揚げ醤油(きあげしょうゆ)」を数滴かけていただきました。

 【中央区の豆腐店巡り第1弾】素材のこだわり光る!アットホームな小林豆腐店


この醤油こそ、今回私を豆腐専門店に導いた理由なのです!
普段あまり見聞きしない生揚げ醤油とは、加熱処理をしていないため、麹の香りと酵母が生きている搾りたての生の醤油のこと。
スーパーなどではなかなかお目にかかれませんが、醤油の蔵や工場などで時として入手できる商品です。
こだわりの醤油は、やはりこだわりの豆腐をいただく際に使いたいもの。
淡白ながら上質な夕食となり、美味しくいただきました。

今回は残念ながら売り切れておりましたが、小林豆腐店さんの「豆乳プリン」「豆乳杏仁豆腐」といったスイーツも気になっています。

 【中央区の豆腐店巡り第1弾】素材のこだわり光る!アットホームな小林豆腐店


昭和初期の方なら、鍋やザルなどを持って豆腐を求めに行ったことでしょう。
さらに前の時代であれば、着物に下駄と服装も異なったでしょう。
令和4年の今、私は洋服に自転車という出で立ちで豆腐を購入してきました。
そして、途中で器が傾かないよう、いつもよりも気をつかいながら帰路についたのでした。

子どもの頃を思い出し、懐かしさに浸りながら豆腐を買いに行くも良し。
スーパー以外で豆腐や関連商品を購入し、新鮮な体験をするも良し。
今回の取材を通し、老若男女問わずそれぞれの楽しみ方ができる豆腐店の魅力を知ることができました。
最後になりますが、撮影およびブログへの掲載を許可してくださったお店の方、ありがとうございました!

※本記事の情報は、取材日(2022年3月28日)時点のものです。

ご紹介店舗情報

有限会社 小林豆腐店
住所:東京都中央区築地6-9-2
電話番号:03-3541-1274
営業時間:月~金 6時~11時30分、16時~19時
     土   6時~11時30分
休日:水(不定)、日、祝日
インスタグラム:@kobayashi.toufu