ようちゃん

晴海客船ターミナル写真展 IN TOKYOミナトリエ

2022年3月25日(金)~5月22日(日)までの間、江東区青海の東京臨海部広報展示室「TOKYOミナトリエ」(青海フロンティアビル20階)で中央区晴海5丁目にあった「晴海客船ターミナル」の写真展を開催中です。入室料は無料です。上記の写真は、開業初期の1994(平成6)年頃の写真です。

 晴海客船ターミナル写真展 IN TOKYOミナトリエ

上の写真は、会場の写真です。22枚の写真と大型テレビによるスライドショーが展示されています。「晴海客船ターミナル」は、東京港が開港50周年を迎えた1991(平成3)年5月23日にオープンしました。その後、およそ30年の間にクルーズ船の大型化が進むと、レインボーブリッジの桁下の高さ(約52m)を超える大きさの船も登場し、レインボーブリッジの奥に位置する、「晴海客船ターミナル」に接岸できないクルーズ客船が、就航するようになりました。そのためレインボーブリッジの手前、東京臨海部の青海地区に「東京国際クルーズターミナル」が整備されました。こうして、2022(令和4)年2月20日、「晴海客船ターミナル」は閉鎖され、31年の歴史に幕を下ろしました。

 晴海客船ターミナル写真展 IN TOKYOミナトリエ

「晴海客船ターミナル」は、東京港の玄関口として、様々な国内外のクルーズ客船が寄港し、華やかな歓送迎セレモニーの舞台となりました。また東京みなと祭や東京湾大華火祭のメイン会場となったほか、ドラマ、映画のロケ地となるなど、多くの都民に親しまれる観光スポットとして賑わいを見せていました。本展は、クルーズ船の歓送迎セレモニーや東京みなと祭での賑わい、建設途中の様子など、これまでの「晴海客船ターミナル」を振り返る写真展となっていますので是非おいでください。ブログ作成に当たり一般社団法人東京都港湾振興協会様からお話を伺いました。閉鎖後は、「日刊建設工業新聞」2021/12/6の報道によると、解体が7月にも始まり、2020年9月に開業した「東京国際クルーズターミナル」(江東区)で予定されている停泊施設の増設が完了するまで、暫定的に使う客船ターミナルを建設し、船舶受け入れ機能を補助する役割を担い、終了後は、最終的に緑地を整備する方針だそうです。

また「TOKYOミナトリエ」は、地上100mから東京臨海部を望む眺望を活かし、東京港や臨海副都心の歴史、現在の姿、未来を紹介する展示施設で、AR映像を自ら体験できる「みなとづくりバーチャル探検」や、臨海部の様々な情報を提供する55インチタッチパネルモニターと連動した景観展望を楽しむことができます。

 晴海客船ターミナル写真展 IN TOKYOミナトリエ

上図の地図は、開催場所の「TOKYOミナトリエ」がある「青海フロンティアビル」への地図です。

開催期間:2022年3月25日(金)~5月22日(日)

開催場所:東京臨海部広報展示室「TOKYOミナトリエ」(青海フロンティアビル20階)

     東京都江東区青海2-4-24

     ☎03-5500-2587

開  室  日:火~木・日曜日10:00~18:00

     金・土・祝前日10:00~21:00

休  室  日:月曜日、年末年始12月28日~1月4日

交  通:ゆりかもめ「テレコムセンター駅」徒歩1分

     りんかい線「東京テレポート駅」徒歩5分

入  室  料:無料