霊岸島水位観測所に固執する。
先日、NHK人気番組「ブラタモリ・大名屋敷は東京に何を残したか」
タイトルが気になり見ました。
その中で日本の“標高”はここから決まる!
千代田区永田町1丁目1番地内にある日本水準点で、その高さは東京湾平均海面上24.4140m
と定められているとのことでしたが、その永田町の日本水準点の原点は、
ここ東京中央区新川「霊岸島水位観測所」にあります。
隅田川沿いに住んでいる者としてはここに触れてほしかったですね。
説明によると、この矢印あたりが 0m になります
尾張大名屋敷のなごり?
さて、
この番組ではバスにのり旧築地市場脇を通りましたが、この付近は尾張大名屋敷があったとのこと。
そのなごりでしょうか、朝日新聞社脇には「新尾張橋」があり下は首都高速が通っています。
この新尾張橋が架かる朝日新聞社脇の道は、かつて汐留から築地市場に引込線があったところだと思います。
「新尾張橋」を渡り、汐留方面行くと今も引込線の「踏切信号機」が残っています。
解体工事が始まった 「中銀カプセルタワービル」
踏切信号機の所を右に行くとニュースで取り上げられた、黒川紀章さん設計の
「中銀カプセルタワービル」。解体工事が始まりましたが今ならまだ見ることができます。
かつてのエントランス
撮影は昨年(2021年)5月