御庭番

テレビで紹介されたお寿司屋さん「登龍門」て どんなお店?

4月23日(土)銀座5丁目にオープンした、「鮨 銀座おのでら 登龍門」という、立ち食いのお寿司屋さんを訪ねて来ました。

銀座の高級寿司店「鮨 銀座おのでら」の味を1巻から味わえると、テレビ番組で紹介された事もあり、開店時間16時を少し回ったころに伺いましたが、既に2時間待ち。

時間つぶしをした後、お店の前で待っていると、丁度そこに経営されている「おのでらぐるーぷ」会長が来られ「お待たせしてすいません」と、挨拶をされてしまいました。

 

お寿司屋さんもDX! 順番待ちと注文はスマホで!!

お寿司屋さんもDX! 順番待ちと注文はスマホで!! テレビで紹介されたお寿司屋さん「登龍門」て どんなお店?

お店に入る順番は、用紙に名前を書いて・・・という従来の方法でなく、画面タッチすると番号とQRコードが印刷されたシートが出るので、それをスマホで読み取って現在待っている状況がわかる仕組みです。

お腹も程よく減ったころに、席(立食いカウンター席)に案内してもらいました。セルフのお茶を飲んで、さて何を注文しようかと思っていると、先ほどとは別とQRコードのシートをいただきました。

店内にはネタの値札やメニューは無く、スマホ画面でメニューから選ぶ方式です。お寿司屋さんもDXの時代になっていることを感じます。

声を出さずに注文できるので、懐の心配な私には「あの人、安いネタばっかり!」なんて、知られずに済みます。

 

銀座高級店のお味は?

銀座の本格お寿司屋さんで食べる初めての鮨、どんな味かな~と、期待でわくわく、ドキドキです。

しかし、注文したネタがまな板の上に並べられたようですが、中々握ってくれません。やっと出てきたのは、後から作り始めた”炙りのどぐろ”。口に入れた瞬間にシャリとネタが一体になり、口の中が幸せな感じで満たされます。

そのあとも、何点かいただき、有ることに気が付きました。今まで食べた鮨では、シャリに比べネタが冷たいと感じる時が有りましたが、今日はそれが無いのです。冷蔵庫から出されたネタを適温にしてから握っているのだと、腑に落ちました。

今までの寿司屋さんといえば、廻るお店や、毎年初セリで話題になるお店くらいしか知らない私にとってどれくらい違いが有るか分かりませんでしたが・・・すべてが別次元。これが銀座の本格鮨の味か、と堪能させてもらいました。

 

お店のコンセプトは?

日本の食文化を広めるには人材育成が重要であると、従来の職人の育て方「先輩を見て学ぶ」から、若手職人に場数をこなすことのできる店、「登龍門」を出店されたそうです。

目の前で握ってくれた職人さんも、5年ほど修行されていて突然こちらの仕事を任されたそうです。

「本店」と同じ食材や下ごしらえでも、若手の勉強代として価格はリーズナブルで、銀座の鮨を手軽に体験でき、日本の食文化・若手職人育成にも貢献できるお店でした。

 


鮨 銀座おのでら 登龍門

住所   東京都中央区銀座5-14-17 銀座USB1階

定休日  不定休

営業時間 16:00~22:00