お土産にオススメ!三原堂本店の「塩せんべい」<中央区推奨土産品>
人形町通りの南端、水天宮前交差点にお店を構えるお菓子屋さんの「三原堂本店」。
今日は、三原堂本店の多彩な和洋菓子のラインナップの中でも代表格の1つである「塩せんべい」について、お店に取材にうかがってお聞きした内容も含めてご紹介したいと思います。
気軽に食べられる!薄焼きのお煎餅
三原堂本店の「塩せんべい」は、厳選されたうるち米を、つぶつぶ感を残しながら薄くのばし、醤油と塩で香ばしく焼き上げた逸品。名前にも入っている「塩」には、伯方の自然塩とドイツ産ホワイトクリスタル(岩塩)を使用。ミネラルをたっぷり含んだこだわりの原材料です。
「塩」なのでしょっぱいのかな?と思われがちですが、実際に食べてみると醤油ベースのやさしい味で、お米の食感も楽しくて、ついつい袋を開ける手が止まらなくなってしまいます!
三原堂本店さんからは「薄焼きなので、お子様からご年配の方まで幅広い世代の方に召し上がっていただけます」というアピールポイントも教えていただきました。
…なるほど、たしかにお煎餅らしい食感はありつつも、気軽に食べやすい薄さになっています!
1枚でも、化粧箱入りでもお求めいただけます
「塩せんべい」はばら売りで1枚から購入できますし、複数枚の化粧箱や化粧缶入りのものもあります。化粧箱入りは、
約1千円(23枚入り・税込1,080円)、
約1.5千円(31枚入り・税込1,545円)、
約2千円(46枚入り・税込2,160円)、
約3千円(69枚入り・税込3,240円)、
…と、区切りの良い値段で、お土産として選ぶ際にありがたい設定になっています。
三原堂本店の周辺にはオフィスも多いため、お土産としてお買い求めになるお客様も多いそうです。
化粧箱入りのものは2ケ月持つということですので、日持ちの観点からもお土産にしやすいですね!
※上記の価格と枚数は取材時点のものです。
水天宮前で100年以上!三原堂本店と塩せんべいの歴史
三原堂本店の創業は1877(明治10)年。三田の久留米藩邸から遷座した水天宮の参拝客を相手にした菓子店として始まったそうです。
当時、水天宮は江戸時代の「情けありまの水天宮」の名残で五の日だけ一般人の参拝が許されており、五の日以外に参拝される方のために、三原堂本店で水天宮のお守りを分けていたそうです。そんな中で生まれたのが、三原堂本店の看板商品の1つ「御守最中」。
今回ご紹介している塩せんべいは御守最中に比べると新しい存在で、40年ほど前に自社工場でお煎餅を製造するようになったことで販売が始まったそうです。今ではすっかり看板商品です。
ところで…、私は文京区本郷にある「三原堂」に昔よく行ったのですが、人形町の三原堂本店と関係があるのか、ずっと気になっていました。この点についてお聞きしてみると、なんと、本郷の三原堂は、人形町の三原堂本店で修行を積んだ職人さんがのれん分けで独立したお店なのだそうです!
本郷の他にも神田や池袋などに暖簾分けの姉妹店があり、販売しているお菓子はそれぞれ独自のものになっていますが、「塩せんべい」だけは、三原堂本店の工場で作ったものを各店に卸しているという繋がりがあるとのこと。
本郷の三原堂は「大学最中」が有名ですが、そのルーツは人形町の「御守最中」にあるのかもしれない…と想像すると、2つの世界がつながって嬉しい気持ちになりました。
三原堂本店に行ってみよう!
観光協会特派員としては、人形町の三原堂本店の店舗にぜひ足を運んでいただきたい!
…そこで、実際に現地で見ていただきたいオススメポイントを3つお伝えします。
1点目は、どら焼の製造現場です。
三原堂本店のお菓子のうち、塩せんべいや御守最中と並ぶ看板商品である「どら焼」だけは現地で製造しています。このどら焼の製造現場を、お店の外の窓や、店内のショーケースの脇から覗くことができます。これはたまらないですね!
(店員さんに写真撮影にご協力いただきました。ありがとうございます!!)
2つ目のポイントは、ショーケースの曲がり角に設置されている岩。
なんとこれ、塩せんべいに使われている貴重なドイツ産ホワイトクリスタルの実物だそうです!塩だったのですね!
3つ目のポイントは、ショーケースに並ぶ幅広いラインナップです。
三原堂本店で販売しているのは、どら焼をはじめとした和菓子だけではありません。もう片方のショーケースには洋菓子も並んでいます。中でも私が気になったのはブリオッシュ生地をラム酒に浸したケーキの「サバラン」。今度食べてみようと思っています!
季節のお菓子もオススメです
さて、ここまで三原堂本店と塩せんべいについて、実際に取材にうかがった内容も交えてご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
三原堂本店では今の季節、過去の記事でご紹介した「あゆ」のお菓子もオススメです。また、看板商品のどら焼は季節によって変わった味を提供しており、今の季節は「レモンどら焼」を販売中とのこと。こちらもオススメです。
ぜひ、水天宮のはす向かい、三原堂本店に足を運んでみてください!
三原堂本店
[住 所] 東京都中央区日本橋人形町1-14-10
[電 話] 03-3666-3333
[営業時間] 平日9:30~19:00、 土日祝9:30~18:00(元日のみ休業)
[最寄り駅]
営団半蔵門線:水天宮前駅8番出口より徒歩0分
営団日比谷線:人形町駅A2出口より徒歩2分
都営浅草線 :人形町駅A4・5出口より徒歩3分
http://www.miharado-honten.co.jp/
★7月1日から、「東京まんなかippin堂」で中央区推奨土産品の詰め合わせが申込販売され、三原堂本店の「塩せんべい」もお得にご購入いただける予定です。こちらも、是非お試しください。
https://ippin-do.chuocity.tokyo/