Hanes

老舗茶店のこだわり光る!
限定品も魅力的「京はやしや 晴海直売所」


こんにちは。Hanes(ハネス)です。
皆さんご存じの通り、中央区内には老舗和菓子屋から話題のスイーツ店まで数多くのお菓子屋さんがあります。
いつも利用するお気に入りのお店がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
私はというと、お得に買い物ができ、限定品も楽しめるスイーツの直売所や工場併設のお店が好き!
しかし、そういったお店は中央区外または東京都外に位置していることが多く、遠くまで足を延ばすことが多々ありました。

ところが2020年の春、区内で過ごす時間が増え晴海地区をじっくり散策してみたところ、タワーマンションの2階に「京はやしや 晴海直売所」なるものを発見!
今回は甘い香りにつられ、約2年ぶりにお店にお伺いしました。
知る人ぞ知る直売所ということもあり、今回は店長さんのご協力を得てその魅力を余すところなくお伝えします♪

目次

京はやしや 晴海直売所とは

そもそも「京はやしや」とは、今から約270年前の1753年(宝暦3年)に加賀・金沢で創業された老舗茶店。
現在は京都市伏見に本社を構え、東京都内では2004年に青山店を出したのをきっかけに、日比谷 林屋新兵衛、林屋茶園 目黒店、京はやしや タカシマヤ タイムズスクエア店、京はやしや 西武池袋店、京はやしや 晴海直売所と5店舗を展開し、そのほか関東圏では大宮や横浜、川崎などにも出店。
高品質のお茶ならびに抹茶スイーツをはじめとした和スイーツを提供しています。

東京ミッドタウン日比谷に移転する前は銀座7丁目に「銀座 林屋新兵衛」があり、今でも時々中央区内の百貨店に期間限定で出店していることから、これまでに区内でお店を利用したことのある方もいらっしゃるかもしれませんね。

 老舗茶店のこだわり光る!限定品も魅力的「京はやしや 晴海直売所」


贈答品や手土産の購入で多くの方が利用している「京はやしや」ですが、実は都内店舗向けのスイーツの多くが晴海直売所の裏側にある工房で作られているのです!
物販のみの店舗としてスタートした晴海直売所ですが、広い工房と都内中心地へのアクセスの良さから、各店舗で提供するテイクアウト商品を晴海直売所でも作ることになりました。

手作りにこだわっている「京はやしや」では、カフェで提供するパフェやあんみつなど人気メニューに使用する素材のほとんどを各店舗で仕込んでいますが、晴海直売所の工房を有効活用することで、手作りのテイクアウト商品のラインナップを揃えることができるようになりました。
ちょっとした手土産やご自宅用に嬉しいお持ち帰り商品、そしてカフェでも家でも本格的な抹茶スイーツを楽しんでいただけるようになったのは、晴海直売所ができたから。
まさに、関東圏における要のような店舗なのですね!

晴海直売所の店頭では当初お茶類中心の販売でしたが、直売所限定の作りたてスイーツや和菓子の販売を通じて、近隣にお住まいの方々にも少しずつ存在が知られていきました。
地元の方々の声を反映しながら取り扱う商品のラインナップが徐々に充実し、地域密着型の直売所として現在に至っています。

お買い得品や限定品も!晴海直売所のラインナップ

晴海直売所では、お茶各種、スイーツ各種を中心に消費税分お得に販売されています。
お茶とスイーツを箱詰めし、贈答品や手土産として利用される方も多いそうです。

下の写真の左上に写っている百年餅(ももとせもち)は、餅、抹茶、くるみ、黒糖、卵白などから作られており、なんとお茶とともに伊勢神宮へ奉納されています!
今年3月には日本テレビ「今夜くらべてみました」の最終回で紹介され、注文が殺到した人気商品。
その食感は「赤ちゃんのほっぺのように柔らか」とのことで、どれほど柔らかいのか気になりますよね♪

日持ちは5日間で、1時間ほどかけて解凍し、柔らかくなったら食べごろだそうです。
店長さん曰く、「コンパクトな見た目によらず、食べ応えも満足感もある一品」なのだとか!

 老舗茶店のこだわり光る!限定品も魅力的「京はやしや 晴海直売所」


さらに、夏季限定の「餅とアイス」、季節のフルーツを使用した晴海直売所限定の月替わりデザート、あんみつ、葛ねり、わらび餅、ケーキ各種など、スイーツも充実しています♪
こちらも人気の商品ばかりで、夕方までにはほぼ売り切れになることもあるのだとか。
月替わりの商品の開発には、直売所に併設された工場で働く和・洋スイーツのバックグラウンドを持つ職人さんが携わっているとのこと。
毎月新メニューが出るので、それを楽しみにされている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

下の写真の上段右側に陳列されている「ほうじ茶 葛ねり」ですが、購入できる店舗はここだけ
オンラインでは5個セットで販売されていますが、ここでは単品からお求めが可能だそうです。

 老舗茶店のこだわり光る!限定品も魅力的「京はやしや 晴海直売所」


また、誕生日ケーキの注文も受け付けています。
晴海周辺ではその日のうちにホールケーキを仕上げ、提供しているケーキ屋さんが少なく、近隣の方からの需要があるといます。
ショーウィンドウの下段中央にある抹茶とほうじ茶のロールケーキは、日時限定でお得な切れ端の販売も行われており、こちらは後程詳しくご紹介していきます。

このように目移りするような美味しそうなスイーツが並ぶ一方、忘れてはならないのがお茶
老舗茶店ということもあり、その品質は折り紙付き!

 老舗茶店のこだわり光る!限定品も魅力的「京はやしや 晴海直売所」


2022年の「日本茶AWARD」では、「はるか二茶」二番茶煎茶部門プラチナ賞「元祖棒ほうじ茶」「右近の橘」ほうじ茶部門ファインプロダクト賞、そして「玉てん茶」自由な発想の茶部門審査員奨励賞と4商品が受賞しました。
プラチナ賞を受賞した「はるか二茶」はこれから3次審査に進みます。

お茶各種は各店舗でも販売されているのですが、最も品揃えを誇るのは晴海直売所です。
大容量ご自宅用ティーバッグなど大容量の商品も個包装していない分お得で、近隣のオフィスでも重宝されているようです。

さらに、直売所の裏では配送作業も行っているため、オンラインでのみ販売されているお茶も在庫があればその場で注文できるというので嬉しいですね♪

「焼きたてふぃなんしぇ」とテイクアウトメニュー

ここまでご紹介してきたように気になるスイーツやお茶が目白押しの中、特におすすめしたいのが晴海直売所限定「焼きたてふぃなんしぇ」です。
他の店舗でも「焦がしバター」「抹茶」「ほうじ茶」と3種類の味わい豊かな「ふぃなんしぇ」(日持ちは30日以上)が販売されていますが、焼きたてがいただけるのは直売所ならでは

「焼きたてふぃなんしぇ」が店頭に並ぶ時間は具体的に決まってはいませんが、店長さんによると、お昼前後を目安にすると良いそうです。
ということで、早速昼休みにお店に伺い、「抹茶ふぃなんしぇ」を購入してみました♪

 老舗茶店のこだわり光る!限定品も魅力的「京はやしや 晴海直売所」


とにかく濃厚!抹茶の香りやほろ苦さが感じられる一品で、ふわふわというよりしっかり焼き上げられています。
しかし、「ふぃなんしぇ」の中心部に至っては、「生ふぃなんしぇ」と言わんばかりの極上のしっとり感

「抹茶ふぃなんしぇ」とともに「煎茶りんごとバラ」もいただいたのですが、バラの花びらがテトラタイプのティーバッグ内で舞う様子が印象に残り、香りやお味はもちろん、目で見ても楽しめる優雅な煎茶でした。

今回は家に持ち帰っていただきましたが、実はテイクアウトメニューが魅力的。
メニューは、直売所に通って全種類を味わいたくなる「本日の冷ほうじ茶」、抹茶クリームソーダ、抹茶アイスクリーム、黒糖わらび餅をタピオカに見立てた「和ピオカ」、曜日限定の「京の白味噌とっぴんしゃんカレー」など。

「和ピオカ」は、晴海直売所の他にタカシマヤ タイムズスクエア店、ラゾーナ川崎店の3店舗でのみ展開しているレアメニュー。
期間限定で提供しており、今年は9月25日まででしたが、気になる方は来年の夏ぜひチェックしてみてくださいね!

 老舗茶店のこだわり光る!限定品も魅力的「京はやしや 晴海直売所」


直売所内にイートインスペースはございませんが、朝潮運河沿いにはランチや休憩でオフィスワーカーも利用するベンチが充実しています。
晴れた日には美味しいスイーツと老舗のお茶をテイクアウトし、川の流れや季節の花を楽しみながら一休みするのも良さそうですね♪

知らないと損!友達登録必須の公式LINE


この直売所が気になっても、銀座や日本橋から少し離れていることもあり、いつ行こうかタイミングを決めかねる方もいらっしゃるかもしれません。
そんな方におすすめしたいのが、「京はやしや 晴海直売所」公式LINE
友達登録をすると、そこでしか入手できないような限定品などのお知らせが受け取れます。

例えば、前述の「京の白味噌とっぴんしゃんカレー」の場合、その都度具材やライスが異なります。
ライスは白米やターメリックライスの時もあれば、お茶屋さんらしくほうじ茶で炊いた「番茶飯」の時もあるのです。
事前にこういった情報が得られると、ランチが楽しみになりますよね♪

 老舗茶店のこだわり光る!限定品も魅力的「京はやしや 晴海直売所」


また、切れ端の販売情報も公式LINEならいち早く入手可能!
上の画像にある通り、時々とてもレアな切れ端が出てくることがあるので、次はどんな切れ端が出てくるのかと私自身毎週楽しみにしています。

行列必至!お得な切れ端メニュー

本記事の取材に向けて店長さんとやり取りをさせていただいた際に、公式LINEのお得な情報配信について知った私。
その日のうちに早速友達登録を済ませ、週末に「抹茶のサンマルク」の切れ端を求めて実際に晴海直売所へ足を運びました。

通常の販売価格の3分の1でお得に購入できる「抹茶のサンマルク」の切れ端は、抹茶やほうじ茶のロールケーキのものより提供数が少ないこともあり、張り切って1時間前に到着。
店頭にはまだお客さんは並んでおらず、お隣の晴海アイランド トリトンスクエアで季節の花を楽しみ30分後に再度様子を見てみると、1人、2人とお客さんが並び始めているのが目に入りました。
販売開始時刻の13時までには10人強の行列ができ、ほとんどの方が私と同じく「抹茶のサンマルク」がお目当てだったようです!

 老舗茶店のこだわり光る!限定品も魅力的「京はやしや 晴海直売所」


切れ端はアルミホイルに包まれたプラスチックの容器に入れられており、普通サイズが8スライス、ハーフサイズが2スライス入っていました。
わくわくしながら和風のお皿にのせてみると、切れ端とは思えないほど見た目も良く満足!

 老舗茶店のこだわり光る!限定品も魅力的「京はやしや 晴海直売所」


抹茶スイーツというと、抹茶のほろ苦さより甘さが勝ってしまうものもありますが、こちらはお茶屋さんのパティシエが手作りしているだけあって抹茶の苦さがしっかり生きています。
一方で、キャラメリゼされたビスキュイ生地の部分は香ばしくも甘いなど、6層がバランスよくマリアージュされています。

それもそのはず!店長さんによると、専門の茶師がスイーツ向けの抹茶を配合し、商品開発にも携わっているのだそう。
抹茶の旨味やほろ苦さを絶妙なバランスでお届けできるよう、生クリームや砂糖の量などに応じて配合する茶葉やその割合を調整しているようです。
さすが、老舗茶店が手がける抹茶スイーツは違いました!

おわりに

晴海に工房を構え直売所を開いてからというもの、地元の方々の声を大事にしながら地域密着型のサービスや商品提供をし続けてきた「京はやしや 晴海直売所」。
「高品質の美味しいものをお得に購入できる直売所を知らないなんてもったいない」、「晴海在住・在勤の方のみならず、もっと多くの方にその魅力をお伝えしたい」との思いから、このたび記事にさせていただきました!
公式LINEで配信されている情報を参考に、皆様のお好みの一品、そして逸品が見つかりますように。

最後になりますが、お忙しい中取材にご協力くださった「京はやしや 晴海直売所」の店長さんおよびスタッフの皆様に御礼申し上げます。

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ご紹介店舗情報

京はやしや 晴海直売所
営業時間:月〜金 11:00〜18:30、土・日・祝日 10:00〜17:00
定休日:年末年始
電話番号:03-5547-4112
住所:東京都中央区晴海1-6 晴海ITSビュープラザ6号棟 209号室
アクセス:大江戸線勝どき駅・月島駅から徒歩約10分
ウェブサイト:https://kyo-hayashiya.jp/shoplist/harumi/
※テイクアウトのみで、イートインスペースはございません。