隅田の花火

東京駅・グランルーフの屋根の下から

ようやく涼しくなってきて、散歩が楽しい時季がやって参りました。皆様はいかがお過ごしでしょうか。

10月1日土曜日。今日は電車で東京駅にやってきて、八重洲口の改札を出ました。グランルーフの屋根の下から見えている建物は、今話題の「東京ミッドタウン八重洲」。青い空を窓に映して、とても綺麗に感じます。左下はヤンマーのビルですね。

今、東京駅の八重洲口側は再開発が目白押し。駅前を走る外堀通りの向こう側は、「中央区八重洲」という、南北に細長い街なのですが、どこもかしこも工事中。これからどういう街に変わって行くのか、今注目が集まっています。

 東京駅・グランルーフの屋根の下から

9月に開業したこの「東京ミッドタウン八重洲」。全面開業ではないので、まだまだこれからが楽しみ、というカンジですが、話題の地下のバスターミナルは開業していますので、ご利用されている方もたくさんいらっしゃいました。

 

ところで皆様は東京駅の八重洲口をご利用されたことはございますでしょうか。

中央区の観光的には、駅の前から出ている八重洲通りの地下に「ヤエチカ(八重洲地下街)」がありますので、そこでのご飯や買い物を楽しむことができます。また、ヤエチカを一番先まで歩いて、階段を上ればそこはもう中央通りです。

八重洲という場所は、少し歩けば、日本橋や銀座といった東京を代表する商業街へも行けますので、「中央区の入口」にあたる場所が、この「八重洲」と言っても良いでしょう。

 東京駅・グランルーフの屋根の下から

<八重洲口にあった地図掲示>

 

日本橋や銀座は、グランルーフの屋根の下から行ける場所。

日本橋や銀座に行きたいと思った時に、三越前・日本橋・銀座・有楽町・銀座一丁目といった駅名でスマホ検索することが多いのかもしれませんが、季節の良いこの時季、東京駅から少し街中を散策されてみてはでいかがでしょう。

 東京駅・グランルーフの屋根の下から

<東京ミッドタウン八重洲脇の通路・グランルーフの屋根が見える。>

 

 

今日私は、本日発売開始のあのを見るために八重洲口で下りたのでした。東京駅前・八重洲町域の南側にある八重洲ブックセンター。皆様お馴染みの本屋かと思います。

 東京駅・グランルーフの屋根の下から

この八重洲ブックセンターですが、来年3月に閉店なのだそうです。

あぁぁぁ、そうなのかぁ。

私の子どもの頃の「東京駅に来た思い出」は、ただ1つ、この「八重洲ブックセンター」だけ。なので少し残念でなりません。これから、この辺りも再開発があって、新しいビルが建つのだとか。

再開発された暁には、ビルにこの本屋も入居する計画、とのこと。ビルは、裏側にある京橋エドグランと地下で直結するという噂もあるのですが、それは東京駅と銀座線京橋駅が地下で直結するということを意味するので、もし実現するとすれば、個人的にはとても楽しみなお話なのであります。

 東京駅・グランルーフの屋根の下から

〈京橋エドグランから見える東京駅方面・ブックセンターの文字も見える〉

 

 

そうですね。ここ京橋の街から、そのまま中央通りに出て銀座通りに向かってみることにします。

佐賀県唐津出身・曾禰達蔵(そねたつぞう)設計の明治屋京橋ビル。京橋にある代表的建築物です。民間で初めて地下鉄駅と一体化計画されたという歴史的建物ですので、銀座線がここを通った頃に建てられました。この地下に銀座線京橋駅があります。

 東京駅・グランルーフの屋根の下から

曾禰達蔵さんって誰?という感じで、ご存知ない方もいらっしゃると思いますが、かつて明治の時代に丸の内にあった一丁倫敦(イッチョウロンドン)の風景をコンドルの弟子として一緒に作った人です。彼の作品で個人的に好きな建物は、三田にある慶應義塾大学の図書館の旧館ですね。東京にもこういう建物はまだ残っていますので、建物巡りをしてみるのも面白いかと思います。

 

 

銀座に近い京橋の交差点。右側のビルが第一生命さんの相互館110タワーで、左側のスーパードライのビルが第一生命さんの京橋創成館というビルです。そしてもう1つ、建て替えを始めるという京橋第一生命ビルディングもこの交差点にありますので、はっきり言ってここは、第一生命さんの交差点と言っても過言ではないです。

 東京駅・グランルーフの屋根の下から

右側の相互館110タワーの場所には、大正から昭和の時代に、こちらも佐賀県唐津のご出身・辰野金吾設計の「第一相互館」が建っていました。この第一相互館にはいろいろな物語があるのですが、1番心温まるお話は、日本が太平洋戦争に負けた時のお話です。

マッカーサーがやって来て、丸の内にある第一生命本社の第一生命館が急遽GHQに接収されることに。数日のうちに立ち退きしなければならず困っていたところ、当時この京橋の第一相互館に入居していたアサヒビール社が好意で急ぎ立ち退いてくれて、第一生命は丸の内を引き上げることができ、難を逃れました。その後も両社の良好な関係は続き、今アサヒビールの大株主に第一生命が名を連ねているのは、そのような理由が有るんだとか無いんだとか。

このスーパードライの看板は、中央通りが少し曲がっているお陰で、銀座通りから見ると、とても目立ちます。真夏の夜に銀座通りを歩いてこの看板が見えてくると、あまりの暑さに、「うわぁぁ~、飲みてぇ〜」だったのですが、裏にはこのような心温まる歴史物語が染み込んでいる看板なのであります。

 

そしてやって来ました。あっという間に銀座通りですね。

 東京駅・グランルーフの屋根の下から

歩行者天国です。

数年前に新たに植えられた街路樹が、とても美しくなりました。