銀座の名店の味をカジュアルに「バンゲラズスパイスビストロ&カフェ 八丁堀」
どうも、苔です。
中央区に世界各国の様々なグルメが集結しているのは皆さんご存知の通り。中には珍しい国や地域の料理を提供するお店もあり、新たな発見と刺激を与えてくれます。
銀座インズ2に軒を構える「バンゲラズキッチン」もその一つ。日本初の南インド・マンガロール料理専門店として2018年に登場するやいなや、その年のJapanese Curry Awardsのメインアワードを受賞。ミシュランガイド東京ビブグルマンには2020年から3年連続選出という名店です。
そんなバンゲラズキッチンが2022年、新業態の店舗を東京駅グランスタと八丁堀に展開しました。今回は11月にオープンしたばかりの八丁堀の店舗に訪問してきました。
名店の味をカジュアルに楽しむ
ここ「バンゲラズスパイスビストロ&カフェ 八丁堀」は、昼はカフェ、夜は創作ビストロという形態の店舗で、銀座の味をよりカジュアルに提供することをコンセプトとしています。
カウンター席4席、テーブル席14席というそれほど広くない店内は、オレンジを基調とした明るい雰囲気の空間となっています。
「マンガロール」はインド南部にあるアラビア海に面した港湾都市。インドのヒンドゥー教の文化に加え、イギリス領時代のキリスト教文化、そして海の向こうのイスラム圏の文化がミックスされた、インドの中でも特殊な地域です。
バンゲラズキッチンでは、マンガロール出身のバンゲラ・プラシャントさんが故郷の味を再現したいという思いから、マンガロール料理の特徴であるココナッツやタマリンドをたっぷりと使用し、スパイスと魚介類にこだわった料理を提供しています。
そしてその理念はもちろんここ八丁堀にも受け継がれています。
全身でスパイスを浴びる
今回はランチタイムの時間帯に訪問。メニューのトップには、
・ベジカレー、ノンベジカレー、マイルドチキンカレーから1つ選べる「週替わりカレープレート」
・世界三大炊き込みご飯の一つ「ビリヤニプレート」
・野菜とチキンのヘルシーな一皿「タンドリーチキンサラダプレート」
が並びます。
それ以外にも魚やチキンをふんだんに使ったカレーやタコスがラインナップされていましたが、今回は「ビリヤニプレート」を選択しました。
登場したプレートは、インディカ米の一種で香りが高い「パスマティライス」の上に大きなチキンが乗った迫力満点のチキンビリヤニ。横にはヨーグルトベースで爽やかな酸味が特徴のお口直し「ライタ」と、カレーが添えられています。
チキンはほどよく柔らかく、スパイスの味がしっかりと染み込んでいて、ライスと一緒に食べることで丁度良い味付けと食感を楽しめます。付け合わせのカレーとライスを一緒に食べれば、濃厚なインドカレーの味わい。それをライタでリセットすれば、これはもう無限にスプーンが進んでしまいます!
カフェタイムにはスパイスコーヒー、バータイムにはスパイスカクテルやインドワインが提供されていて、スパイス分が物足りない方は飲み物からも摂取することができます。
日々の生活に刺激が欲しくなったとき、是非訪問してみてはいかがでしょうか?
店舗情報
バンゲラズスパイスビストロ&カフェ 八丁堀
https://www.bangeras-kitchen.com/ ※本店(バンゲラズキッチン)
Instagram:@bangerasspicebistroandcafe
中央区八丁堀4-8-12 SKビル 1F
03-6222-9998
※記事掲載にあたり許可をいただきました。ご協力ありがとうございます。