『銀座』はどこまで?
銀座を一周してみましょう! ⑦
~ 数寄屋橋公園(前編) ~
リモートで、愛する中央区をナビゲートします、rosemary sea です。
「『銀座』はどこまで? 銀座を一周してみましょう!」シリーズ、今回は第7回です。
数寄屋橋公園(すきやばしこうえん) 前編 をご紹介します。
ですが、今回は少し寄り道をさせていただきます。
数寄屋橋公園
数寄屋橋公園は、以前こちらでご紹介しています。
考察 数寄屋橋界隈 ① ~ 数寄屋橋公園 ~
⇒ https://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/detail.php?id=2596
考察 数寄屋橋界隈 ② ~ 君の名は・日劇 ~
⇒ https://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/detail.php?id=2658
コロナ禍では中止となっておりましたが、昨年11月より再開されました「中央区まるごとミュージアム」中の無料巡回バス運行でのバスボランティアガイドでは、以前よりロズマリの数寄屋橋交差点付近での説明は、以下のようなものが予定されていました。
『ここ数寄屋橋交差点の左手の手前と向こう、晴海通りで分断されておりますが、数寄屋橋公園と申します。
ここには「数寄屋橋の碑」というのがございまして、今は数寄屋橋という橋自体はなくなっていて存在しませんが、君の名は、というドラマの舞台として有名です。
昭和27年、ラジオ番組で大ヒットしました、その、君の名は、です。
その後映画化されまして、それには数寄屋橋の橋の上のシーンがメインとして登場します。
さらに平成3年のお正月から、NHKの朝の連続テレビ小説でも、君の名は、は改めて放送されました。・・・』
・・・ロズマリの場合、バス停でのお客様乗降時挨拶中以外の100分間は、マイクを持ってしゃべり続けています。
なので時間管理は重要です。
数寄屋橋の下りはフルバージョンで2分06秒の時間を割きます。
ただ、バスですとあっという間に通り過ぎてしまい、行きも帰りもカットもしくは短縮の憂き目に逢うことが多いです。
銀座から日本橋へ向かうルート上では、銀座のバス停を出て日本橋のイベント紹介を行った直後、そして日本橋から銀座へ到着するルート上では、東京駅前の説明後の銀座のバス停到着直前という微妙な位置での説明です。
まあ、他のパートでも長めの説明原稿を用意しておりますので、数寄屋橋の下りだけがカット・短縮の対象ではございませんが。
ちょっと寄り道 ~日比谷公園~皇居眺望~ゴジラ~
【「明治大学発祥の地」の碑】
晴海通りに出て右へ行くところですが、ちょっと寄り道をします。
左に行き、銀座ファイブを抜け、千代田区側に少しだけ入ります。
そこにありますのが「明治大学発祥の地」碑です。
この碑につきましても、以前ご紹介済です。
⇒ https://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/detail.php?id=1899
明治大学の前身であります明治法律学校は、明治14年(1881年)、この地に開校しました。
≪写真 左上:日比谷公園 左下:皇居方面の眺望 右:ゴジラ≫
【日比谷公園】
日比谷公園は明治36年(1903年)、西洋文化を取り入れつつも、和の要素を巧みに織り込んだ、日本初の「西洋風」公園として誕生しました。
幕末までは松平肥前守をはじめとした大名屋敷があり、明治になってからは陸軍練兵場として使用されました。
その後の市区改正設計(都市計画)において政治・経済・文化の中心たる首都東京にふさわしい、近代的な公園の誕生が強く望まれるなか、本多静六博士によって設計され、造成されたのが日比谷公園です。
面積は161,636平方メートルです。 ー 日比谷公園ホームページ より ー
【皇居方向の眺望】
「皇居乾(いぬい)通り 春の一般公開」など、特別な時だけ一般の方も入ることが出来ます。
ロズマリも、いわゆる「乾門の桜の通り抜け」に今年参加させていただきました。
【ゴジラ-Godzilla-】
晴海通りを少し行って左に折れて、東京ミッドタウン日比谷(千代田区有楽町1-1-2)や日比谷シャンテ(千代田区有楽町1-2-2)、東京宝塚劇場(千代田区有楽町1-1-3)、帝国ホテル(千代田区内幸町1-1-1)へ向かう道に途中には、3mのゴジラが今にも襲い掛かってくるような風景があります。
日比谷シャンテ前の広場となっておりますこの地には、1995年から『ゴジラ像』がありましたが、2018年に新たなゴジラ像に替わりまして、旧ゴジラ像は近くのTOHOシネマズ日比谷内へ移されたとのこと。
燈臺(とうだい)
寄り道から戻りまして、晴海通りを渡った方の数寄屋橋公園、燈臺があります。
燈臺も、既にご紹介済です。こちらをご覧ください。
考察 数寄屋橋界隈 ④ ~ こちらも数寄屋橋公園 前編 ~
⇒ https://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/detail.php?id=2897
平成23年に行われました第3回中央区観光検定におきまして、次のような設問がありました。
「関東大震災10周年の記念として数寄屋橋公園に設置された北村西望(きたむら せいぼう)の彫刻「燈臺(とうだい)」の台座には、「不意の地震に ( )の用意」と記された銘板が取り付けられています。
( )に当てはまる語句は何でしょう。」
・・・4択の正解は 不断 です。
第12回にも、同様に「不断」を答えとする問題が出されました。
そして第10回には、次のような設問が出されました。
「銀座4丁目の数寄屋橋公園には、彫刻家の北村西望が制作した銅造彫刻「燈臺」が立っています。
兜を身につけ手に松明を持った青年が、ある動物をしたがえている造形で有名ですが、その動物とは次のうちどれでしょう。」
・・・4択の正解は 獅子 でした。
さて、これは何でしょう?
『億の細道』と書いてあります。
松尾芭蕉の「奥の細道」ではありません、『億の細道』です。
この細道はいつも存在する訳ではございません。
特定の時期だけに、ここ数寄屋橋公園に現れる細道なのです。
もうお分かりの方も多いのではないでしょうか。
・・・詳しいことはこのシリーズの次回、第8回をご覧になってください。
8月中旬頃に掲載予定です。
数寄屋橋公園
中央のロース色の楕円吹き出しのところが、数寄屋橋公園の晴海通り西側の部分です。
燈臺は晴海通りの東側の晴海通り寄り、「現在地」と書いてある上の赤三角の辺りです。
銀座4-1-2
上の銀座全図の左側、緑ラインのところを前回進みましたが、寄り道したため、今回はほとんど移動しておりません。
とりあえず、晴海通りは渡りました。(短いのでラインは延長しておりません。)