2023 鐵砲洲稲荷神社 御鎮座1183年例大祭
GWの5月2日~5日、都内の夏祭りの先陣を切って、鐵砲洲稲荷神社「令和5年御鎮座1183年例大祭」が斎行されました。 3年に1度の本祭りでは、王朝装束を纏った「鳳輦·本社神輿"台車"渡御」(神幸祭)、氏子町会神輿が勢揃いし練り歩く「氏子町会神輿連合渡御」で賑わい、本祭り前年には、本社神輿渡御の威勢のいい掛け声が響きますが、陰祭りの今年は、銀座1丁目東町会の神輿渡御が斎行され、3日11:30京橋公園にて発輿式後、鐵砲洲囃子が先導し、鐵砲洲稲荷神社参拝~京橋公園~歌舞伎稲荷~京橋公園の順路で練り歩き、コロナウイルス感染症で疲弊した街区を盛り上げました。取り分け、歌舞伎座周辺は見物人も多く、見せ場の一つです。 天候にも恵まれ、街が担ぎ手たちの熱気に包まれました。 神社神楽殿では、3日と4日、囃子、演芸等が奉納され、5日には新富座こども歌舞伎奉納公演が予定されています。 鐵砲洲稲荷神社の起源は平安初期に日比谷入江奥に祀られた産土神に遡ると伝わり、その後、江戸の町の埋立ての進行と発展に伴って幾度かの遷座を経て、明治初年以降、現在地に鎮座し、関東大震災後昭和10年に現社殿が造営され、平成27年 平成の大改修により、富士塚の修復と参集殿が新築されました。