「糸たちからのメッセージ ふたたび」開催中!
5月16日から20日まで開催される小倉ゆき子さんの個展。展覧会場になる千疋屋ギャラリーで刺しゅうの話を伺いました。
訪れた日は開催前日5月15日。展示作業が進む最中でしたが、個展の作品、刺しゅうのお仕事、現在の刺しもの、築地での生活などをお聴きして、中央区大好きな私にとって大切な日になりました。
「糸たちからのメッセージ」は1985年4月に千疋屋ギャラリーで開催されました。38年前の個展に展示された刺しゅう作品も会場でぜひご覧ください。
過去に本や写真で紹介された刺しゅうも実物で見ると、柔らかに留められた一本一本のカラフルな糸がより楽しく目に映ります。
出版年順に並べられた小倉ゆき子さんの書物を閲覧して『プロミスリング』、学生の頃に編んでもらった「ミサンガ」を思い出しました。糸との思い出が見つかるかもしれません。
コロナ禍により仕事を振り返って、まとめ上げられたのが工作舎発行の『てづくりノート』小倉ゆき子さんの手芸デザイン60年がまとめられています。
60年を振り返るために集められたアーカイブも今回の個展で閲覧するコーナーがあります。
針をもって何か作ってみませんか。
『てづくりノート』の帯に書かれたコピーは本当でした。