2023 夏詣・星祭(七夕の節句)
7月1日~7日、築地波除神社では、夏詣・星祭が挙行中です。 五節句の一つ「七夕」は、古来「星祭」と称され、中国在来の織姫·牽牛の「星合伝説」、裁縫や書などの技芸の上達を願う女子の行事「乞巧奠(キッコウデン)」と、水辺の機屋(ハタヤ)で、身を清め、お盆にやってくる先祖神の衣を織る、清浄な乙女の日本在来民間伝承「棚機津女(タナバタツメ)」が融合し、後年、竹飾りの風習が生まれ、江戸時代には寺子屋の発達もあり、習い事の上達など、短冊に願い事を書いて吊るした慣習が、今日まで受け継がれてきたとされます。 鳥居には冷泉家に伝わる乞巧奠の装飾に倣い、五色の布と青海波の吹き流しが七夕飾りとして取り付けられています。 11:00から境内にて七夕の節句祭 祭典が斎行されました。 7月1~7日は、特製短冊付きの、星を遇った夢を叶えるお守り「夢叶う守」が授与され、本殿前に設えられた一対の笹竹に願い事を書いた短冊を吊るすことができます。 尚7月1~6日は、6月30日の「夏越しの大祓」を経て、過ぎし半年の無事を感謝し、来る半年の更なる平穏を願う新たな習慣を「夏詣」と称し育まれており、当該期間は「夏詣」限定御朱印、7日は「星祭(七夕の節句)」限定御朱印、七福神参り(毘沙門天)限定御朱印が授与されます。