シシに願いを~築地・波除神社~
こんにちは。おめでたいこと・ありがたいことが大好きな特派員RIEdelです。
外気が湿度を帯び始めると、気になってくるのが築地は波除神社さんの夏越し大祭「つきじ獅子祭」。今年は6月7日(金)~6月10日(月)に開催されます。
令和時代も災厄をよけ大波を乗り切っていけるよう、厄除天井大獅子に願い事を託してまいりました♪
願い事を飲み込んで叶えてくださるありがたい大獅子
波除神社の御鎮座330年を記念して平成2年(1990年)に再興された「厄除天井大獅子」は、神社の鳥居をくぐってすぐ右手の獅子殿に納められています。黒い肌に金色の歯や髭が輝く獅子頭は、高さ2.4m、幅3.3m、重さ1トンもあり、その大きさに圧倒されます。
この天井大獅子の舌の上に、願い事を書いた串を納め念じると、その願い事を大獅子が飲み込んで叶えてくださるそうなので、早速私もやってみました。
願い串は獅子殿向かって左手のテーブル上に置かれています。初穂料300円を賽銭箱におさめて、願い事を書きましょう。
こちらが私の願い串。なんかバリバリ現世利益的なお願いごとですみません(笑)
※ちなみに、この厄除け天井大獅子と向き合って鎮座されている「お歯黒獅子」の宝珠の角の内には、紫水晶を抱いた市杵島姫命(弁財天)の御神像が納められているんだとか。金運アップのご神徳にあずかりたい方は、お歯黒獅子も忘れずに参拝されるといいですよ~!
願い事が書けたら、次は願い串を獅子の舌の上に納めます。緋毛氈がひかれた階段を靴のまま上がり、大獅子に向かって左側から裏へ回りこむと…
こんな風に願い串を置くための籠が用意されていました。なるほど、舌の上に直接願い串を置くわけじゃないんですね。納められた願い串は、翌月一日の「獅子殿月次祭(ししでんつきなみさい)」で改めて一本づつ祈願された後、専用の箱で保管され、十二月の第三土曜日に行われる「お火焚神事」でお焚き上げされるそうです。
願い串を納めおわったら、大獅子から見て左側の回廊か、元の回廊(右側の回廊)を通って再び階段下へ。大獅子の左側を通ると、その姿をこんなに近くから見ることができました。最後に二礼二拍手一礼をして、願い串の奉納は終了です。
神社の方にお尋ねしたところ、厄除天井大獅子・お歯黒獅子とも基本的には朝5時から夕方5時頃までガラス戸が開放されていて、その姿を直接拝見できるとのこと。静かな早朝に参拝し、そのあと築地場外市場で新鮮な海鮮を朝食にいただく…というのもよさそうです。
アクセス情報:築地・波除神社
■築地・波除神社(なみよけじんじゃ)
http://namiyoke.or.jp/index.html
〒104-0045 東京都中央区築地6-20-37
東京メトロ日比谷線「築地」駅より徒歩7分
都営大江戸線「築地市場」駅より徒歩5分
都営バス「築地6丁目」停留所より徒歩3分
※つきじ獅子祭りの詳細は『つきじ獅子祭特設ページ』にてご確認いただけます。