River Side

海老屋美術店『ユアン クレイグ 作陶展 30周年』

 毎年恒例の日本橋、海老屋美術店さんの『ユアン クレイグ 作陶展』。今年は、なんと30周年とのことです。

期間 2023年11月19日(日)~26日(日)  11:00~19:00 (会期中無休)

ご案内状から、

海老屋美術店での初めての個展を1993年に開催してから、

30周年を迎えました。多くの方のおかげで、ここまで

歩むことができました。心よりお礼申し上げます。

今後も日々作陶に励んでまいります。

期間中に、料理と器のコラボレーションを行います。

割烹とよだにて、特別メニュー「釉庵懐石」をお楽しみいただけます。

割烹とよだ 日本橋室町1-12-3

昼11:30~14:30   (定休日:日曜・祝日)

夜 17:30~22:00   (和庵懐石は夜会食のみ)

TEL,03-3241-1025 https://www.toyoda.tokyo/

作家は毎日画廊におります。

  陶歴

1978 陶芸の道を歩みだす。

1985 ラトローヴ(ペンディゴ)大学陶芸デザイン科卒業

〃  オーストラリア、スワンヒルに工房を開く

1990 来日

1991 島岡達三師の門下に入る

1994 益子町に築窯

2000 市貝町に転居、築窯

2011 群馬県みなかみ町に転居

2012 みなかみ町に築窯, 現在に至る

ユアン クレイグさん

ユアン クレイグさん 海老屋美術店『ユアン クレイグ 作陶展 30周年』

 私は、昨年お会いするまでユアン クレイグさんを知りませんでした。本当にすごい方です。

 14才で陶芸を志されました。弟子入りした島岡達三さんは、1996年に人間国宝になられた方です。

 自然、環境にも大変配慮されています。窯も、短時間で焼ける窯に設計されています。燃料は、化石燃料は使いません。廃材の薪です。土をこねるときに使う水は井戸水です。

 クレイグさんのWebに、「用の美・美の用」の言葉があります。ただ、ながめるだけなく、使って美しいものこそが本当の器だという事のようです。私も、いいカップを見つけて、美味しい珈琲をいただきたいと思います。

ユアン クレイグさんWeb https://euancraig.web.fc2.com/

海老屋美術店

海老屋美術店 海老屋美術店『ユアン クレイグ 作陶展 30周年』

 ご存知と思いますが海老屋美術店は日本橋、三越の先の写楽の顔が壁に描かれたあのお店です。

 今回は、ユアンのエッセイを読んで、初めて知りました。海老屋美術店のお店の後ろの方、茶室なんです。知りませんでした。そこで、お二人は茶碗を実際使い、評価されています。

 Just My Cup of Teal

 おふたりの出会いは、店主の三宅さんが、30数年前に益子の陶芸展示会でユアンさんに出会い、意気投合して以来とのことです。

 あなたも、是非、いい陶器を見つけに来てください。

海老屋美術店

住所 東京都中央区日本橋室町 3-2-18

店主 九代目店主 三宅正洋氏

交通 東京メトロ銀座線三越前駅からA8出口より徒歩30秒
   東京メトロ半蔵門線三越前駅から徒歩4分
   JR総武本線新日本橋駅から徒歩2分
   JR各線神田駅から徒歩5分

Web https://e-ebiya.com/