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運気上昇!?中央区内の辰・龍関連スポット4選


こんにちは。アクティブ特派員のHanes(ハネス)です。
ここ数年間、年明けすぐに干支に焦点を当てた記事を書いていましたが、今年はうかうかしているうちに、もう上半期最後の月・6月になってしまいました!
辰年は残すところ約半分となりましたが、中央区内の辰・龍関連スポットをご紹介します。

小網神社

最初にご紹介するのは、日本橋七福神を祀る神社の1社で、毎日ひっきりなしに参拝者が訪れる小網神社
東京銭洗い弁天や11月のどぶろく祭りなどでも有名ですが、この社殿向拝の左右に、強運厄除のご利益のシンボルとして崇められる昇り龍降り龍の彫刻があることをご存じですか?

 運気上昇!?中央区内の辰・龍関連スポット4選

昇り龍


小網神社によると、「『昇り龍』は、参拝者の祈りや願いを受けて神様に伝え、『降り龍』は、神様からの徳(神徳)を参拝者に授ける」と伝えられているそうです。

 運気上昇!?中央区内の辰・龍関連スポット4選

降り龍


「強運厄除けの神様」として知られる小網神社には、そのご利益を裏づける様々なエピソードがあります。
そのうちの有名なものは、以下の通りです。

①第二次世界大戦で戦地へ赴くことになり、ここで出征奉告祭に参列し、神社の御守を受けた氏子の兵士全員が生還した
②東京大空襲で社殿を含む境内建物が奇跡的に戦災を免れた
③関東大震災時に宮司が御神体を抱えて新大橋に避難したところ、新大橋自体が落ちず、多くの人の命を救うこととなった

厄年に小網神社で強運厄除祈願をしたら、災いとは無縁の1年が送れそうですね。

築地えとビル

つづいては、毎年ご紹介している1996年竣工の築地えとビルです!
ユニークな表情の辰がとても印象的。
築地周辺をまち歩きする際に、このビルの前で立ち止まり、ご自身の干支を探してみてはいかがでしょうか?

 運気上昇!?中央区内の辰・龍関連スポット4選

波除神社

再び築地からのご紹介!
波除神社では「干支めぐり守り」と呼ばれるお守りの授受をしており、境内には辰を含む十二支燈籠があります。

 運気上昇!?中央区内の辰・龍関連スポット4選


そして、6月7日~10日には、夏越し大祭「つきじ獅子祭」が執り行われます。
このお祭りの起源は、万治年間(1658年~1661年)におけるこの神社の創建時に遡ります。
当時、波浪の影響により築地一帯の埋め立てが困難を極めた際、海中から見つかった立派な稲荷大神の御神体を祀ったところ、波浪がおさまり工事が順調に進んだそうです。
その際に奉納された雲を従える「龍」風を従える「虎」一声で万物を威伏させる「獅子」の巨大な頭を担いでまちを練り歩いたのが「つきじ獅子祭」の始まり。

現在は、一対の獅子頭が境内に祀られており、「波除稲荷神社の獅子頭」として区民有形民俗文化財に登録されています。(なお、先日ご紹介した通り、雌獅子の「お歯黒獅子」は8月末まで修復に入っています。)

佃まちかど展示館

隅田川の東側に位置する佃にも獅子頭が残されており、区民有形民俗文化財「龍虎の獅子頭」、中央区指定文化財「佃住吉講の獅子頭(龍虎・黒駒)」がそれにあたります。
こちらの獅子頭は、かつて住吉神社大祭の宮出し神事で担ぎ出されていましたが、現在は神格化されて御仮屋内に祀られているとのこと。

文化財ということで普段お目にかかれない獅子頭かと思いきや、実は佃まちかど展示館で自由に見ることができます♪

 運気上昇!?中央区内の辰・龍関連スポット4選


しかし、修復などの理由により、獅子頭が展示されていない日もあるので要注意!
平日は紫外線による劣化防止のため、写真のみでのご紹介となっています。

 運気上昇!?中央区内の辰・龍関連スポット4選


実際に展示されている様子は、2022年8月の記事「8月を前に龍虎の獅子頭復活!@佃まちかど展示館」にてご確認ください。

おわりに

今回は、小網神社、築地えとビル、波除神社、佃まちかど展示館と、中央区内の辰・龍関連スポットを4ヶ所ご紹介しました。
辰年は特に運気上昇の年と言われていますので、実際に足を運んでみたいと思っていただける場所が見つかりましたら幸いです。

記事内でふれたように、夏の中央区では様々なお祭りを控えています。
中央区観光協会のウェブサイトにて最新のイベント情報をチェックし、遊びに出かけてみませんか?