「八丁堀連合渡御」 八丁堀二丁目西町会、密着レポート
6年ぶりに日枝神社の山王祭が行われ、6月9日(日)の午後には京橋〜日本橋間の中央通りを規制して山車・神輿16基による壮大な下町連合渡御が行われました。下町連合渡御に先立ち、当日の午前中に日本橋茅場町の日枝神社摂社〜八丁堀の京華スクエア間で神輿11基による渡御が行われました。
日本橋茅場町の日枝神社摂社からは8基の神輿が出発、八丁堀町内を渡御していた3基の神輿と合流し、すずらん通りを練り歩きました。
今回は八丁堀二丁目西町会が参加した「八丁堀連合渡御」の密着レポートをお送りします。
八丁堀連合渡御のルート
八丁堀連合渡御には八丁堀二丁目西、八丁堀二三丁目東、八丁堀四丁目東の3基の神輿が参加し八丁堀町内を渡御しました。八丁堀三丁目西は八丁堀を代表して日本橋茅場町の日枝神社摂社を出発する神輿の列に加わっています。
町内に張り出された図には八丁堀町内の渡御予定が示されていました。
①秋山三五郎商店前:八丁堀の3基の神輿の集合地点でスタート地点
②八丁堀2丁目28付近:休憩地点
③八丁堀1−11付近:日本橋茅場町の日枝神社摂社を出発した神輿列との合流地点
④京華スクエア:午前の部のゴール
⓪ 八丁堀二丁目西町会神酒所
合流地点の①秋山三五郎商店前に向かう前に、八丁堀二丁目西は八丁堀二丁目西町会神酒所前に集合し、初めに吉田町会長のご挨拶、その後に町会長、藤川青年部長、清水婦人部長の3方による鏡開きが行われました。
続いて八丁堀二丁目西町会の神輿責任者藤川青年部長から祭りの注意事項の説明があり、いよいよ神輿が上がります。
① 秋山三五郎商店前
秋山三五郎商店前で八丁堀の町会が集合します。
祭りには4基のお神輿が参加しますが、八丁堀三丁目西町会は八丁堀を代表して日本橋茅場町の日枝神社摂社からスタートするので、ここからは3基の神輿が八丁堀町内を渡御します。
秋山三五郎商店は150年以上の歴史を有する神仏具店で、八丁堀町内の多くの神輿を製作してきました。
上の写真は、八丁堀二丁目西町会の神輿です。
下の写真は、八丁堀二三丁目東町会と八丁堀四丁目東町会の神輿です。
集合地点では、初めに各町会長、神輿責任者のご挨拶・ご紹介がありました。
その後、八丁堀地区をお守りいただいている山本組頭をはじめとした百組の皆さんの木遣が披露され、引続いて一本締めが行われました。
神職、巫女を先頭に、いよいよ八丁堀連合渡御がスタートです。
3基の神輿が新大橋通りを練り歩きます。
② 休憩 2丁目28付近
八丁堀2丁目28付近で一旦休憩です。町会婦人部の皆さんが冷たいお茶を運んでくれています。
③ 下町連合渡御合流店 八丁掘1−11付近
八丁堀1−11付近で茅場町の日枝神社摂社を出発した8基と合流し、全体で11基になり、下町連合の提灯を先頭に町会の高張り提灯が進みます。
参加神輿を確認しておきましょう。
隊列の順に八丁堀二丁目西、八丁堀二三丁目東、八丁堀四丁目東、八丁堀三丁目西、茅場町二三丁目、茅場町一丁目、兜町、日本橋二丁目通、日本橋三丁目西、江戸橋、京橋一丁目となりました。
すずらん通りは近年電線が地中化され空が広く見え、歩道もインターロッキングのカラー舗装になっています。
11基の神輿がきれいになったすずらん通りを埋めつくし、祭りも沿道も大盛り上がりです!
④ 午前の部ゴール 京華スクエア付近
ゴールとなっている京橋スクエアに到着後、神輿はトラックに乗り午後の部である京橋〜日本橋間の下町連合渡御に向かいます。
下町連合渡御 京橋〜日本橋
上:八丁堀二丁目西も京橋に移動して高張り提灯、神輿と共に、威勢よく下町連合渡御を盛り上げます。
下:日本橋上ではお出迎えの神田神社氏子の皆さんに敬意を示し神輿を高く差し上げます。
八丁堀二丁目西 再渡御
八丁堀二丁目西は京橋〜日本橋間の下町連合渡御を終えたのち、八丁堀の町内をもう一度渡御し八丁堀二丁目西町会神酒所前に戻ってきました。
最後に吉田町会長から労いのお言葉があり、手締めで町内の渡御は無事に終了しました。
町会の役員の方達はこの後も神輿の収納等のお仕事をされていて、本当に頭が下がります。
日本橋茅場町の日枝神社摂社〜八丁堀の京華スクエア間の渡御は、東京の下町の雰囲気が感じられる素晴らしい見事なものでした。江戸からの歴史を伝えるのこのお祭りが今後も末長く続くことを願っています。
※ブログ掲載につきましては藤川青年部長からご了解をいただいております。